SL 災害救援ボランティア養成講座



第9回座間市連携・神奈川第75期県央相模原講座         「災害救援ボランティア養成講座」募集開始‼

 2023年7月 

神奈川第75期講座・座間市連携 

第9回災害救援ボランティア養成講座の募集が始まりました。

 

 座間市連携講座も9期目を迎えました。2022年の2月講座は、あいにくのコロナ感染拡大によって中止とさせていただきました。

過去7回の講座を受講して受講後、ざま災害ボランティアネットワーク等地域のネットワークへ加入して活動に取り組み始めている方もいらっしゃいます。皆さん方も奮って参加してください。

 開催日時:2023年7月1日(土曜日)・2日(日曜日)・9日(日曜日)

     いずれも 9時30分から16時30分(3日間全科目出席が必要)

会  場:座間市消防本部4階 大会議室並びに訓練場(実技)小田急線相武台前駅 徒歩10分

募集人員:25名 (定員になり次第締め切ります) 

受講費 :一般 15,000円 、学生(高校含む)10,000円、座間市民:5,000円(連携講座のため)

車利用:事前申込者には、当方が準備する駐車場を使用できます。(当日申し出は不可)

募集方法:この記事の下段の受講案内書、申込書をダウンロードして指定された電話にFAXまたは、郵送で

    お申し込みください。

    (座間市消防本部では受付はしていません)

    都合が悪く1回の講座で全科目が取得できない方は2024年2月講座(予定)と分割して

    の受講も認めています。事務局へご相談ください。

感染予防対策:

新型コロナは皆様方の努力によって2類から5類に変更になりました。しかし、完全に息には至っていません。受講期間中の健康チクは各自の責任において行ってください。マスク着用については各自の判断にお任せしますが、手指消毒、黙食には協力をお願いします。会場は広いですが、適宜換気を行います。寒暑の対策は自己管理でお願いします。

実技訓練は消防訓練施設(野外)で行いますので、動きやすい服装で参加してください。

なお、感染症の感染状況の変化が起きた場合には講義のみの「オンライン」になることをあらかじめご承知おきください。            

注意事項:時間割は講師の都合で変更になることがありますご承知おきください。

 

 この記事を書いています2023年5月時点で、日本各地(特に能登半島、トカラ列島(諏訪瀬島で火山噴煙が上がりました(5/16)、沖縄近海、八丈島近海、茨城沖、福島沖、北海道東部等)等で地震が多発傾向の状況にあります。今年は、1923年9月の関東大震災から100年を迎えます。地震は地球の営みの一つです。その地に人間が生活をしていれば「被害」を受けるのです。歴史をたどれば、地震をはじめとする多くの「地変災害」は一定の周期を持って発生していることはご存じの通りです。

関東大震災の被害の実相は、東京よりも神奈川県下の被害の方が広範囲に及んでおり、東海道線はじめ交通機関は被災を受け長期間に渡って停止してしまいました。横浜山下公園大部は、この震災で出た瓦礫で作られたのです。

 いつ来るか分からない「地変災害」は我々にとっても生活上の不安材料の一つです。この関東大震災の中でも、東京帝国大学をはじめ愛国婦人会など多くの人々が市民の支援活動に従事しています。つまり、自発的行為による「災害救援ボランティア活動」が行われていたのです。

 いま、南海トラフ巨大地震が発生すると、日本は半身不随の状況になることが想定されています。

私たちの団体は、1995年1月17日に起きた、阪神淡路大震災の教訓を踏まえて当時の内閣官房副長官だった故石原信雄氏の想いから発案され生れた我が国最初の災害救援ボランティア団体です。受講修了しても大げさな「資格」などという名乗らない「セーフティー・リーダー(略称:SL)」と名乗りながら、地域に根付いた活動に取り組む平時からの活動に重きを置く純粋なボランティア団体です。

 大規模な災害が起きた時には初動期、行政が市民の救援にスムーズに対応できない「空白の時間」を埋め被災者の方々の支援にあたることを目的として主に、災害救援ボランティアセンターの運営支援を中心として行政からも一目を置かれている団体です。

 私たちの団体は、この講座を受講してボランティア活動の基礎を学び、各地で行われる訓練を通て主として、首都圏地域の(東京・千葉・神奈川・埼玉)ネットワーク通じて活動を行っています。

その力は、中越地震、中越沖地震、宮城県沖地震、岩手県北部・宮城県地震、能登半島地震、東日本大震災(三陸沿岸各市町から千葉県)、常総水害(群馬・栃木・茨城)、熊本地震(熊本市・益城町・阿蘇市等)、西日本水害(四国、広島、三原、呉、岡山真備市町等)、北部九州水害(朝倉市を中心)、房総半島台風災害、宮城県丸森町阿武隈川氾濫水害などの被災地で様々な被災者支援活動を展開してきました。 

 我が国は、少子高齢化の時代に入っています。一旦、災害が起きると、大正時代、昭和時代よりも高度に発達し便利になった生活が破壊され、多くの市民は慌てふためくことが予想されます。

これらの「空白の時間」を埋める活動が「災害救援ボランティア」なのです。

また、近年では私たちが想像もしなかった事件や事故も多発しており、今回の新型コロナ対応も多くの国は「災害」として捉えて対応していましたが、我が国の対応は、必ずしも適切とは言えない場面が多々ありました。

私たちは、従来からの「防災」という曖昧模糊とした事象を相手にするのではなく「市民目線の危機管理」に取り組まなければならないと考え、講座や訓練に「危機管理(クライシスマネージメント、リスクマネジメント)」の考え方を入れて取り組みに着手しています。

さらに、新たに地球温暖化がもたらす「極端気象災害」などに対応する「講座」も新設しました。

 市民の力は偉大です。皆さんにも「災害救援活動ボランティア」活動に参加してください。

平時の活動を積み重ねることによって災害が起きた時に活動できる知識や技能が役に立つのです。

受講をお待ちしています。       

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SL講座募集要項1
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