令和5年度 防災功労者防災担当大臣表彰を受賞しました。

座間市ボランティア団体連携訓練RED
座間市ボランティア団体連携訓練RED

 

私たちは災害救援活動ボランティア団体です。

 

 私たちは、災害救援活動ボランティア団体です。

2006年頃、"神奈川コミュティーカレッジ"で出会った仲間が世の中の変化に気づき、このままでは災害から「いのち」を守ることができないという想いから始まった活動団体です。

 

 私たちは、自衛隊でもない、消防隊でもない警察でもありません。決して、大きなことはできません。

しかし、被災地で学んだ出来事・・・悲しみ、苦しみ、喜び、笑顔、繋がり・・・・様々な出来事から得た教訓をこれから被災地になると思われるこの地に移植して「災害に負けないまち」「共に助け合うまち」に変えられたらと考え活動を続けてきました。

 災害でない平時のいま、身の丈の範囲で「減災活動」「災害対応活動」の大切さを多くの住民の方々に理解してもらい個々の住民の方が学んだ「知識」を「行動」に移してもらえるようにと考えて活動に取り組んでいます。

 「行政は災害時に私たちに何をしてくれるのか?」という問いを持つ方がおられます。

多くの被災地では、行政も被災者でした。職員も被災し計画通りに動ける数はわずかでした。

被災地になったら、市民の一人として、この「ふるさと」をどのように守るかという考えで活動したいと行動しています。 

 災害時には、わが身と家族の安全を確保したのちに、自分たちより大きな被害を受けた被災者の方を助ける活動を目指して、座間市、座間市社会福祉協議会、一社)座間青年会議所などと連携して「災害救援ボランティアセンター」を開設して助け合いの輪を広げたいと研修や訓練をしています。

 

 平時には、災害を考える研修・セミナーや体験型訓練を通じて私たちの「いのち」を守る行動を通じて、災害時に被災する住民が一番少ない自治体にしたいと思っています。「学び」を行動化できなければその学びは何も役に立たないということです。

「防災」という曖昧な言葉は通用しない時代になってきています。

求められるのは「減災行動」と「災害対応行動」です。行動化できない危機管理は、それ自体が「危機」だと考えます。

 

 活動の対象は、住民の方々(自治会・自主防災会・各種福祉団体など)、学校を始めとする教育機関(含む教職員)、市民団体、消費者団体、介護・障がい者施設、作業所などのほか自治体職員、社会福祉協議会、市内の事業所などへ「市民目線の危機管理」の視点での講演・体験型講座・訓練などのお手伝いをすることに取り組んでいます。

座間市とは永年にわたる協働事業の成果として生み出した、「生き残らなければ何も始まらない」という危機管理のキーワードを共有して活動しています。

 

  メンバーの主力は、「災害ボランティア推進委員会」が主催する「災害救援ボランティア養成講座」の修了者である「セーフティーリーダー(SL)」が中心となって活動をしています。座学だけではなく災害対応活動で役立つ具体的な実技を行い、地域で活動に取り組むことが私たちの団体の特徴です。

活動するメンバーは、まさしく団体名にあるように「ボランティア」の仲間が「出来ることを」「出来るときに」「出来るだけ」の想いで取り組んでいます。

 

 また、被災地への支援活動にも取り組んでいます。被災地からの救援のニーズ要請があった物資や募金活動とともに、被災後のコミュニティー再生の一助として「笑顔と元気」をお届けする「被災地応援タイ焼き隊」を出動させて「タイ焼き」を焼き続ける活動に取り組んでいます。ぜひ、市内のイベントで私たちが「タイ焼き」を焼いていましたらお買い上げください。その資金が、被災地での活動の資金となっています。

何よりも、たった一つの「いのち」を大切したいと願って活動しています。

 

 会員並びに支援を頂いております皆様のお蔭で 「令和5年度 防災功労者防災担当大臣表彰」の栄誉を受けることができました。会員の世代交代の時期で活動もなかなか厳しいですが、現役世代の会員を取り込みながら、座間市そして県央域の減災活動・災害対応活動に取り組んでゆく所存です。引き続きご支援をお願いします。

 

 

 

 

 

〒252-0028

座間市入谷東2丁目8番2-914 

    TEL:046-255-0266

   設立:2008年7月13日(任意団体)

     NPO移行:2021年8月23日                           

    Gmail: zama.saigaiVN@gmail.com 


活動研修・訓練機関(SafetyLeader)


セーフティーリーダー(SL)は、1955年の阪神淡路震災のの時当時、内閣副官房長官に在って陣頭指揮をとられていた、故石原信雄氏が我が国にこれほどの「市民ボランティアの力」があったのかということに気づき、氏の発案で被災地に寄り添う力を「災害国日本」のレガシーとして残し、今後の被災地支援活動の人材の育成を目指し創設した日本で最初の、民間の「災害救援活動のボランティア団体」です。

私たちは、この先人の想いを引き継いで以下の気持ちで活動を続けています。

先ずは、➀自らが住んでいる地域の減災・災害への対応力の強化のための活動に取り組む。

➁災害発生時には、自分の命を守り家族の安全を確保したのちに「被災者へ寄り添い」支援の手を差し延べる活動を目指します。

この思いを胸にして、首都圏を中心に地域市民、地域団体、居住自治体、教育機関、民間事業者などに向けて減災・災害対応の啓発活動に取り組んでいます。各自の判断で、被災地に入って支援活動に汗を流しています。SLは資格ではありません

詳細はここをクリックしてください。