災害よもやま話


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災害って何だろう

毎日TVや新聞を見ていると「事件」と呼ばれるものがたくさんあります。事件とはおおむね「加害者」と「被害者」が出る出来事を言います。

しかし、これを多くの人には「災害」とは呼ばないと思うのです。でも、被害者の周辺の人たちは「とんだ災難でしたね?」と言います。

新型コロナの感染拡大が止まらないです。政治は口に出しません。でも、医療関係者の方々は「災害級の・・医療の逼迫度合いです」と言います。

災害とは、私たちにとって「災いをもたらすもの」なのだと思います。つまり、良くないことのすべてを「災害」と感じているのだと思います。

でも、平時にはあまり関心を持たないし注意も払わないです。それは、我が国が「安心・安全」の行き渡っている国だからだと思います。

それも最近ではそうとも言えなくなりました。

どうやら、1995年以降この星(地球)は活動期というか変動期に入ったのではないかとみられています。我が国の災害は1995年1月17日早朝に阪神地方、淡路島方面で起きた後の世に「阪神淡路大震災」と呼ばれる都市型災害をきっかけとして事件や事故が続いています。

災害というと、多くの方々は

➀自然現象がもたらす災害、

②地変減少がもたらす災害、

③社会現象がもたらす災害、そして

④人為的な災害としてテロや戦争のようなものも災害ととらえなければならないと思います。

 ➀の災害は、今では観測網も整い、人工衛星や超高速計算機の発達により「事前予測」が出せるようになりかなりの精度で被害を少なくできるようになりました。

しかし、科学を用いて注意を促す相手・・・すなわち「人々」がまだ、過去の成功例に引きずられてしまい、避難指示が出ていても、なーに俺は80年もここに住んでいて一度も水などにやられたことはない・・・と言って結果として洪水に巻きこまれたり、土砂に埋まって死んでしまったりしています。100年に1度の降水量ですといわれてもあまりピンとこないのです。特に土砂災害は、山林管理の放置、砂防ダムの機能低下、急激な宅地開発、土砂の不法投棄等過去にはなかった行為・現象が今になって被害として出てしまっているのだと思います。

②の地変災害は、我が国では世界的な研究が進んでいます。その成果が「緊急地震速報」と呼ばれるシステムです。いつ、どこで起きるかがわからない地震です。


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