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座間市青少年センター「ひまわりランド」たい焼き活動

 今年の夏は災害級の暑さが続いています。

座間市の青少年センターは、来年2025年の春に移転、現在の施設は閉鎖されます。そのようなことで、「ひまわりランド夏祭り」は今回で最後となります。(あと1回 冬の祭りがあります)そのような関係で、暑さの中でも有志のプロジェクトメンバーが力を合わせてお祭りに協力して取り組みました。

 

 良い子の皆さんは、最後の日曜日ということもあって暑さに負けずに来てくださいました。

「この暑い中で、焼き立てのたい焼き…」という考えの方もおられますが、これが意外といけるのです。

夏場ということで「クリーム」のたい焼きはお休みでした。

「クリームありますか?」と来られるお子様がおります。「夏はクリームはやっていないの」というと悲しそうな顔をして帰っていきます。

いま、家庭から「アンコの文化」がなくなっていっています。お赤飯、御汁粉、ぜんざい、おはぎ(牡丹餅)・・・・これは買うものという感じでしょうか、でも、中には「アンコ大好き」と言ってくださるお子様に出会うと本当にうれしくなります。

 

 さすがに、夏なので、販売数はそれほど伸びませんでしたが、この売上金は、災害で被害を受けた地域での支援活動のための資金としてお預かりしています。6月にも第1陣が、能登半島地震の被災地である「七尾市」「珠洲市」に入り仮設住宅の集会場をお借りして「たい焼き」を焼いて「元気と笑顔」をお届けしてきました。(この活動は共同募金会の助成金を使わさせていただきました)

 

 ご存じの通り、能登半島地震は様々な要素が複雑に絡み合って思うような復旧も進んでおりません。今も、避難所の中で生活を続けられている方がおられます。そのような中でも「被災者の方を忘れていないよ」という寄り添うことは大切なことだと思うのです。第2陣の活動は11月に、第3陣の活動は来年冬に予定をしています。

少しでもあたたかな「たい焼き」を囲んでお茶を飲みながら災害の中の生活を再建に向けて取り組んでおられる方へ応援をさせていただく予定です。

 

 こうしている中でも、南海トラフ巨大地震注意報や、神奈川県では県西部で震度5クラスの地震が起きています。

地震は予知できません。しかし、現在ではプレートテクトニクス理論という考え方で証明されているように「周期的」に起こることがほぼ立証されています。過去の地層に、地震で動いた断層などが発見されればその周期は推定されます。

いまは、こうして被災地を応援する立場にある私たちだって、何時かは、反対の立場になることを覚悟しておかなければならないのです。だから、お互いに助け合うことが大切だと思いながら活動をしています。

 

秋に向けて市内での活動は続きます。よろしく応援をお願いします。

ありがとうございました。