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能登半島地震被災地支援活動

 令和6年1月1日に発災した「能登半島地震」で被災された方々に何とか「笑顔」と「元気」をお届けするための「たい焼き支援活動」が始動しました。

第1次活動は、6月14日に座間市を発って、6月15日は七尾市、田鶴浜コミュニテーィーセンターを中心とする仮設住宅や付近で生活をされている方々にたい焼きを提供し、翌日16日は、珠洲市正院第1仮設団地で同じく団地の方々や、付近にお住いの方々、災害救援ボランティアの方、センター活動者の方々へ「黄金のたい焼き」をお配りしました。

 チームメンバーは7名でした。ベテランの隊員が3名おりましたので安心でした。計画では両日で約1000枚を超えるたい焼きをお配りするための材料(粉、あんこ、水)そしてたい焼きを焼く器械、器具、LPGガスなどを車に乗せての行動になりました。

 また、今回の災害に対して支援するために「公益社団法人SL災害救援ボランティアネットワーク」が行っている「能登半島地震応援缶バッジ」募金の一次分の募金を珠洲市社会福祉協議会へお納めさせていただくために事務局長も同行しました。

 私たちは、まだ仕事を持つ現役世代や退職後に地域で過去の災害の災害の学びを地域へ普及する活動を担うメンバーたちが、金、土、日を使っての活動ですので広い被災市町へ一気にご支援に入ることができません。

珠洲市様には2月に先遣隊を送り込み調整をしましたが、直ちに対応することは、むしろ被災地にご迷惑をかけることになるということで今回の時期を待っての活動となりました。詳細は、報告をまとめて発表をさせていただく予定です。

 梅雨入りは発表されない中で、例年よりも早く真夏のような暑さに襲われています被災地の中での活動、さらには、東日本震災の時、熊本地震の際には、先遣隊が調整したのちに本隊が活動することができましたが、今回は、メール、電話だけでの調整、どういうわけか石川県社協様との連携が取れない中で、現地行政様や出先施設長様などと模索しながら計画を進めました。

 なんだか、政府の「旅割」が先行して宿泊料金が高騰する中で、スタッフの宿泊先の確保もママにならない中で何とかスタートすることができました。

現地からは、関係してくださった方々の協力を得て、何とか目的が達成できたのではないかとの報告がありました。

合計で、1100枚を超えるたい焼きが能登の地で活躍してくれました。

写真での報告を見ますと、子供たちの姿が見えずにご高齢の方々が多いように感じました。

たい焼きが、とてもおいしかったというお礼状も届いているようです。とりあえず、写真で現地の様子をUPさせていただきます。

スタッフは、16日に七尾市で1泊したのちに、17日に被災個所を見させていただき17日夜に座間に帰着予定です。どうか最後まで「ご安全に」活動を続けてください。ご支援ありがとうございました。

 

 また、今回、支援活動に入ることができませんでした輪島市など日本海側の市町については、9月から11月の時期にお届けする計画でおります。

 

 私たちは、今まで、被災地で壊れてしまったコミュニティーの再生活動や、創業活動、商業施設、博物館支援活動のほか、過疎地域の小学校に元気を届ける活動を、東日本被災地では物資の送り込みから始まって6年間、熊本地震2年間、西日本豪雨被災地支援、九州北部水害被災地、宮城県丸森町支援などに継続的に携わらさせていただいています。

そして、被災された方々からの苦しい、つらい、悲しいお話を伺って、近々襲われるであろう、首都南部地震、南海トラフ地震の時に私たちの周囲の被害が少しでも抑えられるために伝えてゆこうと考え、活動をしています。

 今回の活動の資金は、共同募金会様の助成金を使わさせていただくことができました。私たちが、コツコツ積み立ててきました、座間市民の方々からいただいています資金を使わずに済むことにも感謝いたします。この資金は次の活動に使うことができます。ありがとうございました。そして、ご苦労様です。