平成27年度保育園防災研修が始まりました。

 平成27年度 国の補正予算がついて座間市保育園の防災研修事業が始まり舞っています。

すでに、公立、私立保育園管理者対象の研修は5月13日、20日に終わりました。その前後から地震が多発傾向になったこともありかなりの反響があったようで、マニュアルを作りたいが協力をしてほしいというような相談もいただいております。

 今年度は、公立保育所9園の保育スタッフに対する研修を今日から7月の28日までにわたって行います。今日は、その初日ということで市立栗原保育園で行いました。


 始めに、今日の訓練想定の確認を管理者と行いました。その結果、今日の訓練は、地震発生想定訓練+その後調理室から火災発生により避難訓練+消火器操作訓練を保育園スタッフの方が子供とともに参加して、私たちがチェック表に基づいてチェックし後日報告書を提出することになりました。

 今日の保育園は、梅雨の晴れ間を縫っての訓練でした。雨だったらどうしようと心配をしていましたがよかったです。

午前10時「地震です」の放送により園庭で遊戯中の園児は、保育士さんの誘導で丸く固まり、他の保育士が持ちだした「防災ずきん」をかぶって待機姿勢をとりました。室内にいた保育士さんによって各教室の安否の確認が行われました。


それから約10分後、放送で「調理室から出火しました。急いで避難してください」のアナウンスがありました。0歳、1歳は2階の保育室にいるので担当の保育士さんが背負ったり抱いたりして避難階段を降りて建物から離れた場所で避難をしました。園庭にいた園児も建物から離れた場所に移動して一塊になり点呼が行われました。

特に、大きな声を出さなくとも子供たちは粛々と指示に従って行動していました。


 そのあと、水消火器を使った消火器の操作訓練を行いました。

ちょっと問題がありましたので、模範動作を見せました。長年、自己流になっているところもあって基本動作とずれてきてしまうのかもしれません。その意味で今回の訓練の外部評価というのはよかったと思います。


子供たちの前で、ZSVNのメンバーにより、ブルーシートを使って「三角テント」を作る展示訓練を見せました。子供たちは、過去にも何回か見ていたようですが今回のようにスピーディーに組み立てるのを見て驚いていた様子でした。

そのあと、クラス別にテントの中に入ってもらいました。非常に落ち着いて行動する姿には驚きました。普段の保育士さんの努力に頭が下がりました。ここで訓練は終了となりました。


そのあと、施設内の見学と危険個所の点検をさせていただきました。すぐにやらないと危険な個所については指摘と対応方法をお話させていただきました。あとの点は後日報告書にまとめたいと思います。


昼食後、午後の午睡の時間を使って二班に分かれて災害を考える・・・「生き残らなければ何も始まらない」ということをテーマに約40分間お話をさせていただきました。

何よりも、緊急地震速報を信じてシェイクアウト行動をとること(どこにいても)。そして、いつでも今、災害が起きたらというイメージを持って生活することに心掛けてほしいということを話しました。確率から見れば園で勤務している時間以外の中で地震に遭遇する率のほうが高いわけなので「自宅」でも安全対策をきちんとしないと、災害発生後の園の仕事ができなくなってしまうことを考えておいてほしいということを話しました。

次に来るといわれている、「都心南部直下地震」は以前の東京湾北部地震よりも揺れが大きくなっています。それはより大きな被害が出る危険性が高いということを理解して備えなければならないのです。「生きる」ためには「そなえる」ことさらには、「かかわる」ことが大切であることを話しました。

普段から園の近隣の方々、ご自宅の周囲の方々と良好な関係を作ることが災害から子供たちの「いのち」を守ることになるということを考えながら仕事に取り組んでほしいということをお話させていただきました。

事前にたくさんの質問人口をいただきました。これについては五穀整理して回答することにしました。


あまり複雑に考えずに「これだけは・・」ということを3つ思い続け行動できるようにすることが大事だと思います。

これから約1か月かけてメンバーと協力して活動を続けてゆきます。またご報告させていただきます。何よりも地震の後、地域を復興させる力は「子供たち」です。子供はこの座間の、日本の宝です。みんなで守りましょうね。

ZSVNのメンバーの方々ご苦労様でした。