2013年度座間市総合防災訓練に参加しました。

訓練出動待ち車列
訓練出動待ち車列

 8月31日。座間市総合防災訓練日でした。

 4日前の天気予報には曇りに傘マークがついていたりしましたが、台風にも影響されずに酷暑の中の訓練となりました。
今年の訓練は、中央会場の市立相模野小学校に「災害救援ボランティアセンター(VC)」のサテライトを出すことになりました。地域会場のサニープレイスでは社協+ざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)による「災害救援ボランティアセンター(VC)」の開設・運営訓練を同時並行で実施しました。
私が様々な行政の訓練会場を見てきた経験では、VCの開設・運営訓練を中央会場で行うと中央会場のタイムテーブルに組み込まれて、現実のVC訓練とはおよそかけ離れた「VC訓練ごっこ」になっているように感じてきました。そのような架空の状況設定での訓練は参加する人々に「誤解」を与えることになりかねません。

 そのようなことから今までは中央会場には出展せずに、地域会場で災害発生から3日後、座間市からの要請によってVCの開設並びに運営を行うという想定で夏バージョンと冬バージョンで訓練を積み重ねてきました。その成果があって、私は、「座間市災害救援ボランティアセンター」が県央地域では一番の能力を持ったチームだと思っていましたし本日の訓練を見てもその自信はゆるぎないものと感じました。

 このレベルに達し、市民の皆さんにVCの役割、機能をPRし始めても良いかなと社協の担当者とも協議した結果、今年は中央会場へサテライトとして出展させていただきました。活動の狙いは、VCの紹介、VCの持っている資器材の展示、VCの流れなどについて説明をさせていただきました。
 私たちは、前日からテントを張って事前準備をした訓練はあり得ないとの信念を持っています。今日も、当日、会場へ展開の資器材をリヤカーで搬入して、テントを設営してからの訓練を行いました。周囲の出展者は不思議そうな顔をしていましたが、災害対応訓練というのはリアルな訓練が基本だと考えています。しかし、内容については、正直、PRの企画が完全ではなく訴求力の弱さを反省しました。もっと、災害時に「一番役立つ場所はVCなのですよ」ということを前面に押し出す必要性を感じました。来年は設営場所についても市と調整する必要があることを感じました。

 ただ、会場内で行き交う方々から、たくさんの声を掛けられ、講座のこと、体験訓練のことさらには宿泊体験などのことの質問をいただくことが出来ました。これは、3年間座間市と協働で取り組んできた、協働事業などによってZSVNの影響力が浸透してきたのではないかと感じました。
消防、市の幹部の方々もテントに立ち寄っていただき、私たちの装備している「太陽光発電」による電源確保、ガス発電機によるIT機器の電源確保、インターネット環境の確保、デジタル通信による情報のやり取りの状況を見ていただくことが出来ました。

 地域会場の活動状態については社協の小林君の情報をご覧ください。

 暑い中、炊き出し訓練も行われましたが、これを担当した主力は、私たちの提案で実現した「地域防災推進員」とZSVNの面々でした。自衛隊第四施設群から調理車両が出動、カレーの配食も行われました。災害食という考え方を前に出す意味でも、食器にはビニールの袋をかけてその中にご飯を盛りつけ、カレーを掛ける給食方式を取りました。最初は怪訝な顔をされていた市民の方々も、貴重な水を浪費しないこと、食器を使いまわせること、さらにはごみの減量につながる配食方法を納得してくださいました。
これらの指導は、すべて、ZSVNのメンバーの指導のもと、防災推進員の方々が行っていました。

 かって、数年前の訓練に比較しても飛躍的な進歩をしています。
次の狙いは内緒ですが、さらに市民の皆さんが自発的に行動せざるを得ない状況を設定した訓練を広げる必要性があることを感じまました。

 暑さの中、座間市の職員の方々の適切な給水配備、補給が行われ熱中症で救護所に運ばれる方もいなかったことが一番良かったと思います。また、場内の安全管理についても巡回が行われ怪我などがないように適切な管理が行われていたと評価したいと思います。

 終了後、サニープレイスで、VC訓練についての真剣な反省会や意見発表が行われました。
ZSVNの中の指示、人員の配備に手落ちがあり若干の手違いがありました。これについては今後内部で修正してゆきたいと思います。
 暑い中にもかかわらず、活動ボランティアとして参加してくださった座間市ボランティア連絡協議会のメンバーの方々、また、ボランティア活動へ派遣要請を出してくださった、座間ハイツ防災会、グリーンタウン自治会、座間市消防訓練所のご協力に感謝します。皆さん本当にご苦労様でした。