ワークショップ・体験講座・講話などを出前でお受けします
ざま災害ボランティアネットワークは、地域、教育施設(幼稚園・学校・教員・PTA)自主防災会、自治会、地区社協、介護施設、障がい者施設、各種団体に対して様々な講話、セミナー、ワークショップ、実技訓練など通じて災害対応の普及啓発研修・訓練を出前でお受けします。
10年以上の地域活動や、学校防災教育などを通じ、さらに、被災地へ入って被災された方々への支援活動から得た様々なことを地域の危機管理力を高めるために伝える活動に取り組んでいます。
こんなことをしてみたい等、ご依頼先の要望に合わせて、十分な打ち合わせをさせていただき、団体ごとのニーズに応えるプログラムを作り、研修や実技訓練をお受けします。ぜひ、ご利用ください。
費用は、その都度ご相談の上決めさせていただいています。
災害のお話
〇 災害全般について
〇 減災について
〇 「いのち」を守る行動
〇 身障者当事者向け講演
〇 身障者支援者向け講演
○ 被災後生活再建プログラム
○ 高齢者対象プログラム
○ 学校防災授業
〇 受援力を考えるプログラム
体験型
減災・災害対応訓練
〇 災害の前に(減災活動)
〇 災害の中で(災害対応活動)
〇 消火・避難訓練(実際の火炎
を使う)
〇 心肺蘇生・応急手当・搬送
〇 災害対応実技指導
〇 災害救援ボランティア・
センター開設・運営訓練
〇 避難所開設・運営指導
〇 学校防災実技指導
〇 「出す・飲む・食べる」の実技
訓練
〇 まちなか防災塾(LINKS)
災害を考えるときに大切なことは、災害を「わがこと」として考えることにかかっています。
災害には、いろいろな種類があります。どの災害でも大切なのは、いかに災害を「イメージ」できるかということです。
私たちは、「ワークショップ」という方法で、受講する方々が、ご自分が住んでいる場所で災害が起きた時をスタート地点とします。
災害前の「いま」(平時)を考えてどのような被害が出るかを考えるために、グループで話し合って一つの「災害に遭遇した時」、人それぞれ様々な考え方があるということを話し合いグループとして確認します。
意見交換をする中で、この地域で災害が起きた時「私たちグループ」はどのような対応ができるのか?について「発災後からの災害対応のタイムライン」を考えることを学んでいただきます。
タイムラインを見て、我が家、自分たちの地域の「強み」そして「弱み」を探し出します。
「強み」はより強くすることですね。「弱み」はそのまま放置しておけば「被害の増加」、「復旧の遅れ」につながってしまいます。
そこで、次のステップでは、平時の我が家、家族一人ひとりの災害への向かい方、さらには、我が家を中心とした「向こう三軒両隣」の関係をどうしたらよいのか・・・などについて掘り下げてゆきます。
このワークショップは、「発災後の3:3:3」という名前で、公益社団法人SL災害ボランティアネットワークのメンバーが、各地で展開しています。
最初の3は、発災から3分間のことを、次の3は発災から3時間のことを、最後の3は発災から3日間のことを考えてみようということです。
皆さんもお聞ききになったと思います。「いのち」の時間は72時間といわれています。
建物の中に閉じ込められた人が救出まで耐えられる時間の限度は、72時間といわれています。
この間は、消防救助隊、自衛隊、警察救助隊は、人命救助に専念せざるを得ません。つまり、生き残った人は自分たちで工夫して生き延びなければならないのです。
その間は、生き残った人は、生き延びなければなりません。
そのイメージを、被災する前から「災害時のタイムライン」の中で、確認しておけば「生き延びる」ことの可能性は高くなります。
多くの方は、避難所へ行けば「行政が何とかしてくれる」ということを勝手にイメージしているようです。
一部の地域では、可能かもしれませんが、72時間の間は「生き残った」人は、「自助」「隣助」で生きてゆかなければなりません。
新型コロナが下火になっても、災害の状況下での避難所はそう簡単に開設はできません。受け入れには厳格な対応をせざるを得ません。感染症はコロナだけではありません。また、過去の災害の学びの中から国は、多様性社会ニーズに合った避難所運営を求めています。・・・マスクをつけて、生活します。避難所の環境を維持する作業は、避難者自身が行うことが大原則です。そのような現実を知るためにもこのワークショップは有効です。
ざま災害ボランティアネットワークは、行政と連携して活動をしているから、「空論」は言いません。私たちは過去の被災地の支援の中から、災害時の行政の力を見てよく知っています。それを、包み隠さす伝えるようにしています。基本は学術的な分野には拘泥せずに、市民ができる範囲のことで「生き抜く」ためのヒントを伝えるワークショップを目指しています。
私たちのワークを受講して、違和感を感じる方もおられます。それもご意見です。尊重します。
それは、参加した皆さんが判断されればよいと思います。
例えば、自治会や自主防災会で独自で災害食や水を備蓄されるところがあります。それは、地域の皆さんの意見でしたら結構です。でも、備蓄の前提には、在庫の回転という大きな作業が伴います。
いわゆる、消費期間管理ですよね。それは、その組織のランニングコストに関連します。大丈夫でしょうか?その作業は歴代の役員に申し送られて行えれば結構です。
でも、体験的に私たちが被災地で見た景色は全く異なるものでした。敢えて書きません。
私たちは、行動化できないセミナーや講座は、「無駄とは言いませんが・・・」残念に思っています。
どんな良いセミナーや、訓練を受けても、受講者自身、地域自体が「行動化」しなければ、あなたの家族または、地域の方の減災力、減災力のレベルの明日は今日と同じなのです。
何とか、災害に強い地域を創ろうとして努力された役員さんは本当にご苦労様としか言って差し上げられないのです。
このワークショップで学んで、出たきた意見を具体化するコースもあります。
それが「体験型 減災・災害対応訓練」です。知識だけでは災害に対峙できません。水消火器の操作を学んだといっても、本物の火炎に向かって消火の体験をしなければ役に立ちません。つまり「知識」を「技」に変え学びが必要なのです。
【お願い】
原則、会場の手配は主催者にお願いしています。1グループ6から8名で4グループが一番楽しいです。
時間的は120分(休憩を含む)です。費用は、(基本)2万円(税込み)+別途・資料代・資機材消耗品の損料でお受けさせていただきます。(ご予算に合わせて相談させていただきます)
8名で4グループとすれば32名ですので、625円+損料・消耗品程度です。ご検討をお願いします。
当方の予定もありますので、3か月前にはご連絡をいただければ、ほぼ主催者様が予定される日時に開催できるように調整可能です。候補日は2日程度お示しいただければ幸いです。(土日可)
私たちは、地球人です。
その土台となる「この星」をあらゆる面から守らなければなりません。
地球を守る17の目標の一つにでもお役に立てればと活動をしています。
協賛していただける方々の応援をお願いします。