NPO法人ざま災害ボランティアネットワークと座間市との2022年度協働事業は、「市民防災講座・体験型訓練」として始まります。奮っての受講をお待ちしています。
(当分の間は、感染症には細心の注意をはらいながらの催行となります。ご理解と、ご協力をお願いします)
今年は、逃げマップ ➀、② そして、「体験型減災・災害対応訓練」、避難所を考える訓練が予定されています。せひ、多数の方々の参加をお待ちします。
第14回目になります、座間市の冬の風物詩「ぼうさいカフェ」が今年も開催されます。
開催期間:2023年1月16日(月)から19日(木)
開催時間:午前10時から午後4時まで
(最終日は、15時30分)
会 場:座間市役所 1階 市民サロン
今年は、1923年(大正12年)9月1日に起こった、「大正関東大震災」から100周年を迎えます。
この地震は、当時の言い回しによると「帝都崩壊」といわれるように、明治維新後の我が国民が汗水を流して作り上げてきた、帝都東京が一瞬のうちに瓦礫と火災被害に巻き込まれてしまった地震です。
帝都の被害は、本所の補給廠跡地に避難した市民の大八車に積まれた荷物に火が付き延焼しいわゆる「火災旋風」が発生し多くの避難者焼死するという被害が出たことによって帝都の被害が大きく報道されました。
しかし、この地震の震源地は「相模トラフ」の中で始まり、地殻の歪(ひずみ)運動で地殻が崩壊され、丹沢山地の下からさらに地殻の崩壊は相模湾を望む小田原沖までを巻き込んだという言ことが現在の通説になっています。このことから、全体の被害は、帝都以上に神奈川県域の被害の方が大きいということが現在の見方です。
幕末から外国人居留地から発展をしてきた横浜の繁栄も跡形もなく崩壊してしまったといわれています。
横浜港を望む洋館通りの建物は大破してしまい、その瓦礫は途方もない量となって復旧・復興作業の障害になったようで、これらの瓦礫を海に投棄することによって造成地を作りその土地に公園を作ったものが今や誰でも知っている「山下公園」です。神奈川県は津波被害でも人命を失っています。
座間市では、この地震が、当時の高座郡座間村において何をもたらしたか?ということをフィールドワークの手法を使って当時の、被災者からの聴き取りを行っています。
その成果物は1984年(昭和59年)に「座間の語り伝え」外編2・関東大震災 という図書にまとまられています。
今回の、「ぼうさいカフェ」はこの図書の中の資料のコピーを展示するとともに。ざま災害ボランティアネットワークが所蔵する写真集「大正12年9月1日 大震災記念寫眞帖」を展示することをメインとしたイベントを行います。
並行して、近い将来首都を襲うとされています「都心南部直下地震」に対して市民としてどのような対策を取るかということ来場された方へアドバイスを差し上げる活動に取り組みます。
毎度、書かせていただいていますが、大規模地震は確実にきます。残念ながら現在の知見では、いつ来るという特定の日時を指すことはできませんが、30年スケールでの発生確率は70%を超えているという状態です。災害を「自分、そして自分の家族」のこととして考える機会にしてください。
今年も「カフェ」と名乗っておりますが、コーヒーなどのサービスは中止させていただきます。一日でも早くコーヒーを飲みながら「災害のこと」を語り合えるようになりたいと思います。
11月5日 座間市役所ふれあい広場を会場にして2022年度 座間市とNOP法人ざま災害ボランティアネットワークとの協働事業がお行われました。
ここ数年は、コロナ感染拡大に注意を払いながらとりくんできましたが、2年間のブランクが地域の減災・災害対応の活動の意欲が低下してきたのか、めぼしい地区自連にお声掛けをさせて頂きましたが、なんとなく取り組むには・・・・という機運が漂っていて引き受ける団体が無いために4年ぶりに、ふれあい広場に戻っての開催になりました。
私たちの、活動の原点は、「自助力をどれだけ高めるか」ということに目線を置いて取り組んできています。それが、「体験型 減災・災害対応訓練」という名称なのです。
とかく、みんなで集まって、消防署や消防団または危機管理課の職員に来てもらって、消火器の使い方や応急搬送などを展示してもらって終わりというパターンが多いようです。
しかし、災害の時に何よりも大切なのは、「命を守る、ケガをしない、火事を出さない」に尽きるのです。話だけでは役に立ちません。大切なのは、自分で体験してその体験の熱が覚めないうちに、自宅に戻って行動に移すことなのです。だから、私たちは「体験型」という名称で取り組んできました。
確かに、お手伝いしていただく自治会の方、自主防災会の方にとっては、今までのやり方を変えられることは「やっかい」かもしれません、事前の打ち合わせ、役割分担等々・・・炊出しから様々なコースを体験しながら回るわけです。腕を組んで話を聞いてお終いというわけにはいきません。
実際には、皆さんの地元では準備できない機材や体験の器具などは私どもが搬入、設置、実演、体験指導、質問に答えるということをするわけです。10時から12時30分まで・・・話をするとそんなに長くては参加者が出てこないといわれる役員の方々も、住民の皆さんが一生懸命に取り組んでいる姿を見ると「いやーやってよかった」ということになるのです。
今回も、7つの科目と、1つの科目を全員で体験をしていただきました。皆さんから見たらそんなことと思われることですが、「そうか。家族のために取り組んでおかなければならない」と感じて行動に移していただく方が一人でも増えればそれだけ、座間市の災害対応力が高まるのです。
今年も避難所開設担当職員の方々にも参加していただき市民の方と共に体験していただきました。確かに職員の方々の中には複雑な思いを持って参加された方もいると思います。でも、地方公共団体職員は、市民の生命と財産を守ることを入庁の時の宣誓書にかかれていることを納得の上でお入りになられたわけです。であればこの機会に学んでおこうという気持ちで参加して欲しいと思うのです。終わってから、職員の方々から「とても役に立ちました。自分でも備えることに取り組みたいと思いました」や「実際の火炎があれほど熱いとは知りませんでした。良い体験になりました」とあいさつを頂くこともできました。
災害では体験してこと以上の力は出ません。その80%ができれば上出来です。ガラスの飛散防止ができていればやっていなかったら足にけがをして、人様の世話にならなければ避難もできない事態になることが防ぐことができ、あなた自身が、被災してた人を助けることができる人になることができるのです。
この差は、いつ終わるかわからない被災後の生活を乗り切る力に出てきます。私たちは、今までに十分ではないでしょうが、被災地に入って、実際に被災された方々にお力をお貸ししながら、反対に皆さんから災害から得た経験談を聞かせていただきながら活動をしています。
その、何割かでも座間市の方々に、県央地区の方々の役になればと取り組んでいます。今回の訓練にも、愛川町、横浜市、相模原市から仲間が駆けつけてくれました。こんな素晴らしい習慣があるのは座間だけです。彼らも「教え方」を学ぶ機会として取り組んでくれています。これこそが、真の共助なのだと思います。
実際、職員の方々が、地域に出て行って指導されることは、なかなか大変なのです。当然、住民の方のお休みの土日での開催になります。市役所も十分な人手はない中で土曜日、日曜日の出勤は大変です。消防隊の方々は、当直の班が出て行って指導することになります。その間は、部隊は手薄になってしまいます。危機管理課の職員は、出勤した時間については振替で休むことになります。現実には、休めずに、とうとう年度末を迎えてしまうこともあります。
それらを少しでもカバーして、私どもの団体が出て行ってお手伝いさせていただき、訓練に参加された方々が、自分たちで地域の方々に広めることができれば、地域の安全・安心が確保されると思いながら取り組んでいます。
毎回、最後に参加者全員でならんで行う「バケツリレー」ですが、これだって「コツ」があるのです。
10分や20分ならば、単調な繰り返しの作業である「水の入ったバケツ」を手渡すことはできます。しかし、火を消す、延焼を食い止める「バケツリレー」は延々と続きます。お互いに励ましあいながら続けなければなりません。だったらどのようにして疲れずに、励ましあいながら取り組むことができるかということは実際に参加し、体験して初めてわかるのです。
このような思いを込めて取り組んでいます。来年度もどこか市内で行います。ぜひ、家の地域でやって欲しいという手が挙がって欲しいと思いました。
ご協力を頂いた危機管理課職員の方々、他地域から支援に来てくださったセーフティーリーダーの方々、ご苦労様でした。
2022年度 協働事業
「体験型 減災・災害対応訓練」が行われます。(終了)
コロナ感染拡大のために市内の自主防災会、避難所運営委員会活動、自治会の「防災訓練」は規模を縮小したり、中止になってしまいました。
そこで、下記の通り協働事業の「体験型 減災・災害対応訓練」を市役所ふれあい広場で行います。
皆様お誘いあわせの上で参加してください。
日時:2022年11月5日(土曜日)9時30分
~12時まで(受付開始:9時)
会場:座間市役所ふれあい広場
(コミバス発着所)
参加費:無料 マスク着用、検温済で来てください。会場受付でも再度検温します。
発熱の方はお帰り願います。(感染防御のためにご協力ください)
申し込み:下のダウンロードマークからチラシをダウンロードしてください。
チラシの案内に沿って申し込みをしてください。QRコードを活用してください。
注 意:この訓練は、参加者自らが、準備されている体験課目から選んで参加していただくものです。腕組み、見学者のいない訓練ですので、積極的な参加をお願いします。
体験課目は
➀安全空間作り 安全な室内を作ることは地震からの身を守る大原則です。
②排泄を考える 災害時に一番最初に考えて準備しておかなければならないことは「排泄」のこと
です。いまだかって、誰も我慢しきった人はいません。いざというときを考える機会にしてくだ
さい
③食べること 災害時に食べる食事は「災害食」と言います。市役所などが一時的に準備してある
ものは「非常食」です。したがって、栄養などについては考慮されていません。大事なのは「災
害食」です。どのようにして水の不足する中で栄養を考えてた食事をするかのヒントを学んでく
ださい。
④飲む お水のことです。飲用水は最低でも3日分は備蓄してください。そのあとをどうするか?
また、生活用水はどうやって確保するかを考える機会にしてください。飲料水は物流が動き出せ
ば入手できますが、生活用水は簡単ではありません。
⑤情報・灯りの確保 便利な日常を支えてくれているのは電気です。災害が起きれば電気は止まり
ます。いったん止まった電気を再び動かすためにはかなりの時間がかかるといわれています。
首都が襲われる地震の場合には、座間のような衛星都市への給電は遅れることは必定です。
安易に過去の災害を引き合いに「3日もすれば…」といわれる方がいます。
果たしてどうでしょうか?その時の備えを考えましょう。
⑥応急手当 ケガをしないことが一番大事です。医療機関は機能不全に陥ります。軽症者が病院へ
押しかけることによって、重症者の対応が遅れ命を落とすこともあります。中傷程度までのけが
は、皆さん方が応急手当をして、応急救護所へ送り込むことになります。その時のことを学びま
しょう。
このような、体験型の訓練です。ぜひ参加してみてください。お待ちしています。
オミクロンの感染解除の方針が出て、さて、再開となると空白の2年間、3年間が地域の活動に大きなダメージを与えていることが見えてきました。この状況で災害が起きると、活動者から次代の活動者への引継ぎも行われおらず、資機材倉庫の鍵が申し送りがなされていなかったり、地域によっては自主防災会の活動自体が怪しくなってしまっている危険性があります。地域の活動に「喝」を入れる意味においても、市役所ふれあい広場での活動は重要ではないかということで原点に戻ってきました。皆さんは、災害を「自分と家族の問題」として体験をして、感じたことを解決に向けて「行動化」してください。
災害のマイ・タイムラインを考えよう
突然の災害における「マイタイムライン」を考えよう
前回6月の「水災害のタイムライン」に続き第2弾の「突然の災害」のタイムラインの講座を開催します。
2022年 第2回 市民防災講座
(主として突然の地変災害をテーマ)
2022年(令和4年)10月9日(日曜日)
座間市北地区文化センター 講義室
9時15分から12時30分まで(受付開始9時)
定員30名(先着順)
持ち物:筆記用具
受講料:無料
申込先:市長室危機管理課またはNOP法人 ざま災害ボランティアネットワーク
駐車場:台数に限りがあります。徒歩またはバスでお越しください。
申込資料:下記の「ダウンロード」をクリックしてください。QRコード簡単に申し込み出来ます。
受講にあたっては、主催者の行うオミクロン感染防止策に従って受講してください。
マイ・タイムラインとは?《解説》
最近の地球規模の気象変動が原因とみられる災害の激甚化は今後も続きより激しくなると思っています。
私たち市民が自らのいのちを守るためには、災害をわがこととして考えて個人個人の判断で行動に移すしかないと考えます。「自助強化」「隣助の強化」こそが私たち市民が取り組むことができる範囲のことだと考えます。
今年の、テーマは、前年からの「お家避難の勧め」に加えて、災害を我が家のこととして捉えて、《事前の備え》、《発災時の行動》、《被災後の課題》という災害を考えるうえで【災害での出来事と、時間の関係】で注視されている「災害タイムライン」という考え方をスケールダウンして、私たちの「マイ・タイムライン」というワークショップで考えてみたいと思います。
次から次へと「新しい災害に関する用語」が出てきます。かって、「ローリング・ストック」という言葉が出た時に、ロックバンドの名前と区別ができずに「何じゃこれは?」「理解できない!」という非難がありましたが、現在では、学校(高校)でも教えるようになり、防災啓発活動者の中でも「通常語化」されています。
私たち、減災・災害対応啓発活動に取り組んでる公社)SL災害ボランティアネットワークでは、早くから「発災後の3:3:3」というワークショップを展開して、受講された各方面から災害への取り組み方が整理できた、何が優先することなのかが理解できたという高い評価をいただいています。
このワークショップの完全版は、通常の学校の時間枠に収まらないのでなかなか普及は進んでいませんが、正規のアプローチを単純化したワークショップを開発して「市民講座」などでも使っています。
「タイムライン」という考え方は、行政の災害対応の手順を考えるために開発されたものですが、これを、「我が家の備えと、行動、災害の後」という視点から考えたらどうかな?と思い「私の」「我が家の」「タイムライン」ということで「マイ・タイムライン」としました。ぜひ、受講されて「私の」「我が家の」「わが社の」というヘッダーを加えて、取り入れていただきたいと思っています。
2022年 第1回 市民防災講座
(主として水災害をテーマ)
2022年(令和4年)6月25日(土曜日)
座間市消防本部 4階 多目的室
9時15分から12時(受付開始 9時より)
持ち物:筆記用具
受講料:無料
申込先:座間市市長室危機管理課または、NPO法人ざま災害ボランティアネットワーク
定員:40名(先着順)
駐車場:座間市総合防災倉庫内(誘導員がいます)
申込資料:下記の「ダウンロード」をクリックしてください。QRコード簡単にで申し込み出来ます。
なお、第2回講座は年度下期に(予報の無い災害をテーマ)を予定しています。
受講にあたっては、主催者の行うオミクロン感染防止策に従って受講してください。
協働事業Ⅱは3年計画(2019年度から2021年度)で、児童ホームの防災意識と災害時の対応力を高めることを目的として、市内の11か所の児童ホームで、利用児童への「防災教室」と、児童ホーム職員への研修に取り組んできました。
残念ですが、2020年度は、コロナウイルス感染拡大に伴い児童ホームの運営が大変なことになってしまいました。そのために、児童ホームの職員の研修と、マニュアルを作成するための「ガイドブック」の作成に取り組み個々の児童ホームでの「防災教室」の実施は見送りました
2021年に、継続事業となり感染状況を観察していましたが、何とか夏休みの「防災教室」は行うことが出来そうだったので、夏休み前半に当初の計画だった、6施設に対して活動を行いました。
協働事業は原則的に3連続年度の中で行うことになっています。夏休み後半に残りの児童ホームの活動を計画していましたが、コロナ感染第4波が起こってしまい具体的な活動ができないまま、未実施の分は、個別の協定を締結して行うという計画修正を行いました。
しかし、担当課より、冬休みにできそうなので残りの5施設について実施の打診を受けました。
協議の結果、この先コロナの状況がどう変化するかわからないので、できるときにやってしまうこととなり12月の学校が冬休みに入ってすぐの期間に集中的に取り組みました。
5施設を、午前、午後というハードなスケジュールで乗り切ることができました。これも活動に参加してくださった会員の皆様のおかげだと感謝します。
児童ホームは、夏休み明けからは1年生から3年生の利用者が多く学齢が低いと長い時間のイベントは「集中力」が散漫になる傾向があるので、工夫をしながら取り組みました。
流れは、災害というものは何なのか?ということをわかりやすく伝えるために災害は「地震」「噴火」「洪水」という大きなものではなく、「災害」は、みんなが毎日生活しているすぐ隣にあるものであることを話しました。例えば、児童ホーム内のルールを破ってケガをすること、友達とトラブルになってケガをしてしまうこと、日常の生活の中で起きてしまう「交通事故」等も「災害」であることを話しました。
風や雨、雪などの影響で起きる「災害」は、気象情報というものがあって事前に準備して被害を少なくしたり、あらかじめ被害があると予想されたら安全な場所に移動することができることを2019年の座間市での災害からの教訓に基づいて話をしました。
大きなテーマである「地震・噴火」については、ある日、突然起きるものであること、様々な被害が一気に起きてしまうことを話し、もしそうなったときに被害を最小にやり過ごすことの大切さを話しました。この教室は、利用者の児童に向けてという意味と、児童を預かり、守る仕事をされている指導員さんにも向けた話でもあるのです。
地震は、その一瞬の行動の差異が「いのち」に結びつくこと、その瞬間は各自の創意工夫によって身を守ることしかないことを「緊急地震速報」を流して「ShakeOutの安全行動」の対応行動を見ました。どこの児童ホームでも、幼稚園・保育園で受けてきた「ダンゴムシ」訓練が役立っていることが見えてきました。
大人の人は、とかく批判から入りますが、その瞬間は、大人も子供も差異はないことをこうした訓練が身体に沁み込み反射的に出ることが大事なのですね。
何回も書かせていただいていますが、県央域の学校では、座間市が一番人的被害を少なく出きると思います。
生き残らなければ何も始まらないのですね。
地震の揺れを体感してもらうのが一番良い方法ですが、座間市には起震車がありませんので、映像を通して地震の被害は、「動く、倒れる、飛ぶ、落ちる、割れる」の現象から発生することを伝えました。身近な話材として「皆さんのお家のテレビは固定していますか?」との質問に対して、「はい。止めています」と手を挙げる児童の家庭の少ないことに驚くのです。テレビは「倒れる」というよりも、「飛ぶ」そして「落ちて」「割れる」のですね。この危険極まりないテレビの前で子供たちはゲームをしているのです。時には親も同じです。テレビの画面は「ガラス」からできていることも忘れているのです。
冷蔵庫、ピアノは「動く」、事務所などではコピー機の車が固定されていないことでぶつかり腰の骨を折った例もあるのです。食器棚についても質問しますが多くの人は、食器棚が倒れて食器が割れると考えています。実は、家具の固定の呼びかけが浸透してくると食器棚が固定されています。しかし、中の食器が揺れで暴れて、その結果食器棚を遮蔽している「ガラス」にあたりガラスを「割って」、食器は「落ちて」「割れる」のです。
地震の被害を最小にするためには、「動く、倒れる、飛ぶ、落ちる、割れる」を防げばよいのです。
今日、ここで話を聞いたことをお家に帰ったらお父さんや、お母さんに話して、お家の中の点検をしてくださいねと伝えました。
電気が停電することはわかっているようですが、そのことがもたらす現象まで理解が進んでいないことを感じました。これは私たちの反省でした。
電気が止まると何が起きるのか?ということを具体的に伝えきれていないのですね。電気が止まるということは、子供たちが生活している空間が大きく変わってきます。
➀水が止まる➡②思うように水を使うことができない➡トイレが使えなくなる・・・・この先には様々なことが起きてきます。しかし、何よりの大事なことは「トイレが使えなくなる」ことです。今まで、したいときに自由に使えた「トイレ」が使えなくなるということをもっと深刻に伝えることが大事なこともわかってきました。
よく、防災のイベントで段ボールトイレの話が出ますが実際には簡単にはできないのです。新耐震基準で建築された個々人のお家は、そう簡単に壊れないのです。多少の傷は起きますが、ペッタンコにはならないはずです。であれば、残されたトイレを活用して排泄をすること…そのためには「トイレパック」を備えることを伝えました。
その他、簡単に避難所には来ないことを子どもを通して「お家避難」をすることを話しました。
避難所は簡単に準備ができないこと、避難所には優先度があることも伝えましたが、ここはあまり触れるとややこしくなるので避難所が準備できるまでにはたくさんの時間がかかること、避難所は決して安全な場所でないことを話しましたが、これは子供を介して伝えるのは難しいなと感じました。
限界の30分を目指して取り組みましたがなかなか難しかったですね。
休憩をはさんで、地震想定の避難訓練をして外に出ました。指導員さんによる点呼が行われて安否の確認ができていました。この点は真剣に取り組まれていましたので安心できました。そのあと、指導員を対象にして本物の火炎装置を使った消火訓練をしました。4年生の児童で希望者がいる場合 には私どものインストラクターが付き添って体験をしました。
室内に戻って休憩ののち「クロスロード・ゲーム」で楽しみました。、
嬉しいことがありました。
K児童ホームで、「災害の話」をしている時でした、夏休みの「防災教室」にTホームで参加した児童がいました。この児童が、私の話に共鳴して私が話す内容を先回りして話すのです。すでに、半年過ぎているにも関わらずその内容の正確には驚きました。私の話をこんなに覚えてくれていることに驚きとうれしさを感じました。
防災についての授業や体験は3年生までの間に1回そして6年生ぐらいで1回できれば、その免疫は当分続くのではないかと感じました。
「動く、倒れる、飛ぶ、落ちる、割れる」
https://www.shakeout.jp/common/pdf/20110916_U-T-T-O.pdf
いずれにしてもこの児童たちは、本当の近未来(数年のうちに)には「大規模災害」に巻き込まれると思います。その時に、何としても自分の力で「いのち」だけは守れる人になってくれればよいと思いました。
さらに、児童ホームの職員の方々のご苦労を考えると大変だと思います。保護者が近くに勤務しているのであれば預かり時間中に引き渡しができるかもしれませんが、電車、バスなどで通勤する保護者は、おそらく、すぐに戻ることはできないと考えます。その時、児童ホームのみならず、保育園・幼稚園さらには小中学校における対応をしっかりと決めておくことが大事だと感じました。(行政は縦割りの考え方ではなく同じ「行政課題」として考えて欲しいです。)
2021年度の協働事業は、残された科目は、児童ホーム職員の研修です。すでに2月に会場は予約が取れています。この研修が、今後、担当部署で継続されることを願います。
会員の皆様ご苦労様でした。
11月も押し迫ってきました。
11月28日(日)座間市協働事業 体験型減災・災害対応訓練が、ひばりが丘公園で開催されました。
2年間、コロナのために見送られてきました。今年度は何とかできないかと関係者でぎりぎりの対応を協議して実施することができました。
市内各自主防災会などの訓練が中止となってきました。ひばりが丘地区自連は昔から減災・災害対応の活動は熱心です。特に長い付き合いをさせていただいてきましたNさんが、ぜひやって欲しいということで、自治会、避難所運営委員などにお声掛けをしてくださいました。
事前参加登録が100名を越えましたので、受付を中止せざるを得ませんでした。参加できなかった方々にはお詫びを申し上げます。
受付では、危機管理課の職員による手指の消毒、検温、参加記録表(万一の時の連絡先)の対応を行いました。
場内は全員マスク着用を指示させていただきました。
8時過ぎに関係者が集まり、地元の自治会関係者とあいさつ、集合時間の8時30分には、市役所危機管理課職員、ざま災害ボランティアネットワークのメンバーのほか、あいかわ災害ボランティアのメンバー、秦野のメンバー、横浜から駆けつけてくださったメンバーが集合し本日の全体の指揮を執る山岡、高橋両副代表の挨拶を行ったうえで準備にかかりました。
訓練開始にあたって、危機管理課長、ZSVN代表挨拶を行った後、今日の訓練のオリエンテーションを行いました。その後、恒例の「おらほのラジオ体操」に合わせて高橋さんの指導で全員で体操を行いました。比較的恒例の方が多いので準備体操は大切です。晴天の空の下で気持ちよく行うことができました。
今日の体験課目は、先ずは、➀災害食の体験として「非常用炊出し袋体験」、②発電機の操作と作った電気の使い方、③災害時のトイレの使い方、④ブルーシートを活用した三角テントの組み立て、⑤実際の炎を使った消火訓練、⑥家具固定とガラス飛散防止の体験、⑦応急手当の体験種目を準備しました。1グループが約18人前後にもなってしまい十分な体験ができなかったきらいもありました。
グループ編成を行って順次体験が始まりました。前回のSL講座を修了してくださったA県議もSLの制服を着て参加してくださいました。ありがとうございます。
Y市議は地元の会員の一員として参加してくださいました。このように市民・行政・議員そしてボランティア団体が連携して活動することが、いざというときには顔が見える関係が出来、スムーズな活動につながるのです。愛川町のW町議もSLメンバーとして毎回応援してくださいます。
何分にも、大勢の方にすべてを十分にお教えできる時間もなく残念でしたが、新型コロナの中を生き抜いてきたという確認ができただけでもうれしく思いました。
恒例の全員参加のバケツリレーによる消火訓練は、最初は思うままに並んでもらって行いました。右手で受けたバケツを左側に方に「身体をひねって」渡していました。水がこぼれて「あーーっ」という声も聞かれました。
そこで、一旦作業を止めて、高橋さんの号令で「1」「2」という番号を言ってもらいました。そして「2」の人は一歩前に進んでもらって「回れ右」で整列をしたのちに「バケツ」を送り出しました。この方法だと、身体をひねる必要がなく左前の人にバケツを渡してゆけば良いのです。「楽だ」という声が聞こえてきました。
特に、ひばりが丘地区は、木造住宅密集地域です。何よりも怖いのは「火災」です。我が家は新耐震だから大丈夫と言っても、その周辺に古い家屋があってその建物が倒壊して火を出してしまえば先ずは地域全員で消火に向かわなければなりません。交通状態によっては、消防の車も思うように動かないこともあります。
頼るは、地域の方々で水を運んで消火に当たる必要が出てきます。この作業は、途切れなく最低でも30分から1時間程度かかります。苦しい姿勢ででは続きません。ぜひ、今日学んだことは地域に戻られて参加できなかった方々へ教えてください。
最後に、アンケートいただいて、炊出し袋で焚いたご飯を配布しました。今年は、密集した環境での飲食を避けるためにビニールの袋の中にご飯を開けてお渡ししました。
そのさなか、一人の男性が倒れてしましました。すぐに現場に駆けつけてメンバーの中の看護師さんと私で観察をしました。顔色が良くなかったので、頭の下にタオルを入れて。足を高くした姿勢を保持して毛布を掛けて安静にさせました。看護師さんの指示に従って119番へ連絡をして、救急車の出動を要請しました。約8分後に到着。救急隊員に引き継ぎました。コロナなどの原因だと大変でしたが、対応はスムーズにできたと思います。
このように、慌てることなく、冷静に行動することが大切です。特に大きな問題もなく収まったので安心しました。
参加してくださった皆さん、そして応援をしてくださった公益社団法人SL災害ボランティアネットワークのSL会員の皆様のご協力に感謝します。子供たちの参加者には、LEDのヘットライトをプレゼントしました。関係者で写真を撮って終わりました。(愛川の皆さんはお帰りになってしまい写真に入れませんでした。うちの副代表も)
2021年度 第2回 市民防災・減災啓発事業
「体験型 減災・災害対応訓練」(終了)
複合災害を想定したリアルな体験型の訓練です。
コロナ感染拡大も一段落しました。しかし、まだまだ日本は災害の中にいることを忘れてはならないと思います。
しかし、私たちの住んでいる島国は、環太平洋火山帯の中にあり、プレートの移動により地震も多く発生しています。10月7日 22時21分 東京湾を震源とした最大深度5強の地震が起きました。幸いにして、座間市では震度4で収まりましたが、市内でもケガをされた方が出ています。
いつ来てもおかしくない「地震」に備えることは大切なことです。
TVでも「日本沈没」をテーマとしたドラマが放映されています。私たちは、いつ何時でも「自分の命は自分で守る」という意識と行動、そして、災害ののち生き残った「いのち」を永らえることが大切です。
それには「知識」だけでは乗り越えられないものがあります。知識をもとに「具体的な行動」に移さなければ何も役に立ちません。下記の計画で、令和3年度の座間市とざま災害ボランティアネットワークの協働事業である体験型の訓練を行います。会場の密を避けるために参加人員は100名とさせていただきます。
当然ですが、マスクの着用、手指の消毒、検温を行いながらの訓練になりますが、今だからこそやっておかなければならないこともあります。ぜひ参加してみてください。事前の申し込みが必要です。よろしくお願いします。
日時:令和3年11月28日(日曜日) 午前9時30分から12時まで(受付開始:9:00)
会場:ひばりが丘公園(ほりもと公園) ひばりが丘1-42
参加費:無料
携行品:マスク・帽子(ヘルメット)・手袋・タオル・飲料水
詳しくは、このページのダウンロードをクリックしてください。
★QRコードで危機管理課へ申し込みができます。
★NPO法人ざま災害ボランティアネットワークでも受け付けます。
第1回 市民防災・減災啓発事業
「お家避難の勧め」(終了)
令和3年度 座間市とZSVNとの防災啓発協働事業は、新型コロナ感染症予防を取りながら下記の日程で開催します。今年度は、市内2か所の会場でセミナーを、1か所の会場で体験型防災講座計画しています。
また、避難所の運営も大きく変更がされます。これらについても職員や運営委員を対象に講座と実技訓練を実施する予定です。
第1回のセミナーは下記の通り開催します。
新型コロナウイルスの蔓延の中での災害の避難の在り方や、度重なる水害の「避難のタイミング」についての考え方が、今までとは大きく変わりました。
これを受けて、座間市もこのことを広く市民の方々に伝えるセミナーとして開催します。皆様お誘いあって、受講してください。
ただし、入場数に制限がございますので、早めにお申し込みください。
日 時:令和3年6月19日(土曜日)
午前9時15分から12時まで
受付開始:9時
会 場:座間市消防本部 4階 多目的室
(相武台前駅下車徒歩約10分)
定 員:40名
受講料:無料
駐車場:座間市総合防災備蓄倉庫(座間総合病院向かい側)の駐車場が使えます。
誘導員の指示に従ってください。
申し込み先:座間市市長室危機管理課
電話: 046-252-7395
FAX: 046-252-7773
又は、ざま災害ボランティアネットワーク
E-mail: zama.saigaiVN@gmail.com
申込書はこの案内文の下からダウンロードできます。
【受講にあたってのご注意】
新型コロナ(以下COVID-19)の感染予防に協力ください。
①申込み済みでも、当日体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
②会場への入場にあたっては、体調の聴き取り並びに検温(非接触)、手指の消毒をさせていただきます。
③一旦、入場後 退室した場合にはその都度、手指の消毒をお願いします。
④マスクは常に着用してください。
⑤座席は、誘導員の指示に従って指定の場所にお座りください。
⑥会場は、空気の流通をよくするために窓を開けることがあり、室内の温度が高い箇所があります。
⑦大声等での会話はお控えください。
⑧熱中症防止のためにのどの渇きを感じる前に水分の補給をお願いします。
⑨受講中、気分が悪くなった方は係員にお申し出ください。
令和元年度に引き続き、令和2年度(2020年度)も「児童ホームの防災対策事業」を担当することになりました。
【令和現年度のテストラン】について報告します。
初年度は、テストランとして、児童ホームの設立形態別に3つのホームを見学、ヒヤリング、避難訓練、防災ゲームなどに取り組みました。
座間市では、大きく分けると、①児童館内のに開設されている児童ホーム、②コミセンの中に併設されている児童ホーム、そして、③学校に併設されている児童ホームがあります。
多くのホームの利用者は、低学年(1年から3年生)一部4年生以上もいますが、ほとんどはこの範囲内です。
この状況の中で、4名の指導員が配置されて運営されています。
通常期:下校時から18時30分(特段の事情のある児童については19時)、土曜日・学校長期休業中は9時から19時となっています。(今回のコロナ感染防止については除きます)
すでに、児童ホームには「地震・風水害対応マニュアル」と「児童ホーム応急マニュアル」は作成し配備されています。
ところが、運営にあたって一番大切な部分の、平時の危機管理の部分が欠けていることが気になりました。児童ホームにおけるトラブルの多くは、日常の預かりの中での「事故」だといわれています。この部分が、後回しにされている感じがありましたので、この点を重点的に変えてゆきたいと考えます。完全には出来上がっていませんが「危機管理マニュアル」として再構成をする形で提言をしました。
指導員に対する研修は、全職員にあっ待っていただき、「災害時のタイムラインを考える」ということをテーマ、ワークショップに取り組んでもらいました。発災して、緊急報や警報が鳴った。その時をイメージして、3分間、3時間、1日の各時間について「自分はどんな行動をとるか」について、児童役、保護者役、児童員役に分かれて時間経過によって何が、どのようになるかということを書き出して、話し合ってテーブルとしてまとめる取り組みをしました。
災害の時には、何よりも必要なことは、「いのち」を守ること。次に間の前に現れた個々の現象を「緊急か?」「重要か?」訓練は、火災発生時の「消火訓練」を行いました。従来は、訓練用の「水消火器」を使って、模擬火点表示板い向かって水を放出して終わるという感じでした。今年度からは、消防本部が配備した「ケスゾウ」という実際の「火炎」が出る機材を借りて訓練を行いました。ところが、基本中の基本である「火事だ!」という人を集まる動作と「消防署への通報指示」がなされていないことが見えてきました。今回は、この点に重きを置いて、何よりも「通報」「避難誘導」「避難確認」という行動と、消火器を集めて消火行動を行うという2つの流れを円滑にできるように指導をしました。また、3年生以上の児童については、実際に消火器を用いて消火の体験をしてもらいました。
児童には、普段の生活の中での約束事を守ること、危ないなと思ったら、声をかけたり、自分自身は行わないということについて指導をしました。これが、安全行動・不安全行動を仕分ける能力を高めるといわれています。
防災ゲームは、時間に制約があったために「ナマズの学校」という災害を深く考えるというプログラムをすることが出来ませんでした。代わりに「クロスロード」というゲームを行いました。これは、究極の選択・・・「その時、あなたならどうする?」ということを「YES」&「NO」のカードで答えるという単純なゲームですが、児童はそれなりに判断の基準を以てカードを場に出しました。そしてファシリテーターが「なぜ?」と聞いて答えるという形です。このような、ゲームを通じて、「その時どのような判断でどうする」という考え方が身につくといわれています。
2020年度の、活動では対象施設を5カ所にして、夏季休暇中の児童ホームを使ってもう少し深く一緒に学ぶ計画でいます。
ただ、現在のコロナウイルス感染防止の非常宣言が、いつ解除されるかによって活動は流動的ですが、取り組んでゆきたいと考えています。
2020年度の、座間市市長室危機管理課とZSVNによる「市民防災啓発事業は今年度も実施されます。
しかし、2月ごろから全世界的に広がった、新型コロナウイルスの感染防止の非常警報が発出されて、感染を防ぐために我が国でも、イベント、集会などが禁止されることになりました。
このため、今年度の活動は、警報が解除されませんと開催できません。しばらくお待ちください。
計画の概要は、以下の通りです。
① 市民対象に「災害をイメージする。マイ・タイムラインを考えよう」
災害には、様々な形態があります。私たちは、従来から、広義の災害を市民の方へ伝えるべく
①自然現象による災害、
②社会現象による災害、
③人為的現象による災害という3つの柱を立てて災害について解説をしてきました。
自然現象による災害になかで(1)気象災害 (2)地変災害 (3)動物などによる災害について
説明してその中に、 感染症などにも触れて「パンデミック」についても解説をしてきました。
というもの、現実に私たち、これほど簡単に巻き込まれるなどとは考えておりませんでした。
災害とは、「人や物に対して良からぬもののすべて」を言うという、先人の話がありました。
「被災(災)者」が出る事象は、全て「災害」である・・・ということも書かれていました。
私たちは、誤っていなかった。災害という狭義の世界ではなく「市民の危機管理」という形で伝え
なければならないと改めて考えました。このあたりのことも含めた講座にして行ければと思っています。
② 体験型減災・災害対応訓練
これは、災害の前の備え、災害の瞬間のこと、発災した後のことについて、現物を触ってみて学ぶ
形式の講座で、毎年好評な企画です。今年は、従来の会場(市役所ふれあい広場)を出て、市内の
比較的大きな公園などを使って展開する計画です。
③ ぼうさいカフェ
毎年、1月17日の「阪神淡路震災」前後の「防災とボランティア週間」の協賛企画として、市役所
1階市民ロビーを使って、コーヒーやお茶を飲みながら身近な災害について学び、話し、質問すると
いう気楽な「防災イベント」です。今年度で11回を迎えます。ぜひ、奮って参加してください。
1月14日、15日、18日、19日に開催します。
④ ShakeOutキックオフ講演会 2010年10月頃(未定)
⑤ 座間市いっせい防災行動訓練 2021 in』ZAMA が1月23日(土曜日)に開催されます。ZSVNも
訓練終了後、プラス1訓練として「災害時エイド・ステーション訓練」を展開します。
今年度は、この5つのイベントを座間市市長室危機管理課と共に取り組みます。
詳細が、決まりましたらこのページでお知らせします。
今年も、「ぼうさいカフェ」が行われます。第11回目になります。
日時:1月16日(木)、17日(金)
1月20日(月)、21日(土)
時間:午前10時から午後4時まで
(最終日は午後3時30分)
会場:座間市役所 1階 市民ホール
2019年も、日本各地で災害が起きました。災害に縁が少ないと思われていた座間市も、10月12日に襲来した台風19号で相模川上流にある「城山ダム」の貯水量が、大雨によって増水し危険水位に達したことにより「緊急放流」が行われることになりました。
座間市は、この対応行動として相模川流域に住んでいる方に対して指定避難場所への「避難勧告」を発令をしました。
その結果、約1000名を超える市民の方々が、最寄りの避難場所へ避難し「避難所」に収容されました。
座間市にとっては、初めての出来事で緊張が走りましたが、職員の対応は比較的スムーズに行われました。
今後、このような風水害による災害や、首都直下地震などによる災害への対応について経験の中から得られた行動を通じて見えてきた「課題」を整理・検討を行って「地域防災計画」に反映することになるようです。
災害が起きると「いのち」を守るための行動をとります。水害の場合には、とにかく現在の位置より「高い場所」へ「避難」して身の安全を守ることになります。(垂直避難)
地震災害やテロのような災害が起きた場合には、シェイクアウトの安全行動(まず低く、頭、足を守り、動かない)を取った後、近くの安全の安全な場所として指定されている「いっとき集合場所」または「いっとき避難場所」に集合します。(安全水平避難)
また、災害の種類によって避難場所、避難所の開設の基準が異なることが市民の方に理解されていないことが浮かび上がってきました。
さらに、今回の避難行動では、「ペット」の避難についても十分な理解がないままに行動に移り、一部避難所で、押し問答があったような情報もありました。ペットの避難にはルールがあります。
同行避難と同伴(同居)避難の区別が明確に理解されていないようでした。
今回の、「ぼうさいカフェ」ではこの2つの課題についても、皆さんに知ってもらう展示やミニ講座を予定しています。
災害から被害を出さない…すなわち「死なない」「ケガをしない」「火事をださない」が基本です。
そのためには、常日頃からの「減災行動」(災害からの被害を少なくするためにを考え行動に移す)、災害が来てしまった時の「災害対応行動」に大切な準備は、「出す(排泄)」「飲む(飲用水)」「食う(災害食)」そして「情報と灯りの確保(電気の自助)」についても同じく展示・体験ができるようにします。
さらに、「子育て中防災」についても新たに「液体ミルク」などの話をします。
1月17日は都市災害として記憶に残っている「阪神淡路震災」から25周年に当たります。
座間市は「津波」の心配はありません。したがって、9年前の「東日本大震災」からの学びより、むしろ、「阪神淡路震災」から学ぶことが多いはずです。
災害は、「私たちのすぐ隣にいます」。
災害という区分も今までの「自然災害」や「気象災害」などの狭い範囲でとらえるのではなく、もう少し広く、防犯、交通安全、性的犯罪などを含め「被害(被災)者」が出るものは全て「災害である」という危機管理という目で見てゆかなければならないと考えます。
私たちが被災地に入って最初に聞く言葉は「まさか私たちが被災者になるなんて・・・」という言葉です。そして、「ああ・・それ家に帰ればあるのです」という話です。
後悔は何も役に立ちません。
「行動が伴わない知識の防災は、昨日の続きの防災」です。行動してください。
そのためにもここへ来ていただければ、「いのち」が守れる知恵が沢山あります。
淹れたてのコーヒーを飲みながら「災害について」雑談しましょう。
お待ちしています。案内書は下からダウンロードできます。
令和元年(2019年)度、第3回の市民防災啓発協働事業は、万一、私たちが被災者になってしまった時に「どうなってしまうのか?」について復災害復興法学の第一人者の講師の方をお招きして講演会を行います。市民の方々、自治会、座間市社協(地区社協)、関係団体、教育関係者、行政職員、医療従事者、介護事業者などぜひ参加してください。
★日 時:令和元年2月15日(土)
午前10時から正午
受付開始 9時40分
★会 場:座間市消防本部 4階多目的室(小田急線相武台前駅下車徒歩10分)
★講 師:岡本 正氏(弁護士)
★テーマ:《被災後の生活再建のため「知識の備え」で防災を自分ごとに》
★定 員:150名
★申し込み:市内公共施設並びに、このHPから、案内状兼申込書をダウンロードして座間
市危機管理課、または、ざま災害ボランティアネットワークあてにお申し込みく
ださい。
★その他 岡本先生の講演は各地でも好評満員になることが多いです。定員に達し
次第受付を終了させていただきます。当日、直接会場へお越しになられ
ても入場できないこともございます。必ず申し込みをしたうえで来場願
います。
会場には、駐車場がございませんので公共交通機関をご利用ください。
令和元年度 座間市・ざま災害ボランティアネットワークによる市民防災啓発事業が始まります。今年度は、4つのテーマで構成しました。
①「生き残らなければ何も始まらない」をテーマに災害の来る前の平時からの備えの大切さを中心に、何を備えるのか、災害が来てしまったらどのようにして「いのち」を守り、その先、最低3日間生き延びるために必要なことを考えます。主に、ワークショップ方式で参加者同士で災害をイメージして、災害を自分のこととして考えていただきます。
② 「防災知識」を「技に変える」体験型セミナーです。
9月(予定)に市役所広場を使って、災害の時に必要な「生き抜くための技」を学んでいただきます。皆さん、TVなどで「知識」は豊富にお持ちになっています。でも、その知識がいざ「災害」に向き合ったときに「使える」のか?ということを考えてください。
災害は、時を選びません。その時に、その場所にいる人が「わざ」を繰り出して生き抜いてゆくしかないのです。知識を技に変えてください。
③ 1月の「防災とボランティア週間」には、座間市役所1階の市民サロンで「ぼうさいカフェ」を開催します。気軽に、災害について語り合う場を作ります。コーヒーやお茶を飲みながら情報を交換しましょう。
④ 「災害でやられてしまった後のことを考える」ということに焦点を当てて、2月(予定)に専門家の講師をお招きして、私たち一人ひとりの災害の後の「生活再建」について学んでゆきます。生活再建のために絶対的に必要な書類「罹災証明書」というものの持つ力について学びましょう。
このほか、単独の協働事業としては、今年度で第8回を迎える「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト+1訓練 2020)に取り組みます。先ずは、危険から身を守ることが何よりも必要です。皆さんもぜひ参加してください。
その他、ざま災害ボランティアネットワーク独自の活動も計画しています。ぜひふるって参加してください。
毎年恒例になりました、座間市協働事業:体験型減災・災害対応訓練がかいさいされます。
この企画には、毎年多くの市民をはじめ保育施設関係者、介護施設関係者、座間市新任職員の方々が参加して、災害が来る前の「備え活動」《減災活動》と災害が起きてしまった後、生き残れた「いのち」をどうやって生きながらえるかの「わざ」《災害対応活動》についての体験ができます。
ここ数年、フェイクニュースといわれても地球の温暖化の影響で、多くの災害が起きています。
また、災害も、単に自然現象が要因とは限らなくなってきています。
つまり、「被害者」がいればそれは、災害ととらえなければなりません。
街中で突然刃物で襲われる事象も「事故」で片づけることではなく、「災害」ととらえてその時その場に遭遇した時に行動できる「わざ」を持って、発揮して助けることが必要なのです。
その他、地域には様々な危険因子がちりばめられています。その中を私たちも、子供も変化に合わせることが出来るから生きていられることを忘れてはなりません。皆さんのお隣には、災害に弱い方々もお住いになられていることも忘れてはならないと思います。
首都直下地震はいつ起きても不思議ではないといわれています。私たちには「地震」を抑える力はありません。しかし、私たちが「備える」ことで被害を最小にすることはできます。
発電機を一つとっても様々な燃料に対応することを考えなければなりません。
ガソリンは、手に入らなくなります。LPGガス対応の発電機ならば座間市内にはLPGの区域が残っています。そのガスを使える工夫を考えておけば強い地域になれます。カセットボンベで動く発電機も出てきています。
水道が止まります。その時あなたは何に困りますか?
その困りごとを解決する手段や方法を持たれていますか。高齢化の進む中で高齢者に対する対応はできていますか? 電気が止まれば「痰の吸引」もできなくなります。そのような、ことを含めてご自分の社会的役割に応じて、自らの意思で体験科目を次々と調整んクリアしてください。
そして、大切なことは、ここで学んだことを自宅や事業所で「具体的な行動に」移してください。
「アーよい体験をした・・・」では、あなたの周囲から危機は取り去られません。行動化して初めてあなたの周辺は「安全」になるのです。
いつ来てもおかしくないといわれています我が国の危険地帯の中に住んでいる方は参加して体験して…学びを「行動化」させて安全を高めてください。
参加費は、無料です。家族そろって参加してください。
おいしい、訓練の最後には、「災害食」を参加者全員で食べ、災害時には何が一番先に考え、備えなければならないのか?を考える機会にしていただければと思います。
申し込みは、書きURLでダウンロードできます。食材の準備もございますので申し込み期限は守ってください。
では、会場でお会いしましょう。
本セミナーは計画通り7月6日(土曜日)にハーモニーホール2階中会議室で開催されました。最近、様々な災害が発生していることもあって、セミナーへの反響は高く、満席となり参加者の方々には窮屈な思いをさせてしまいましたことをお詫びいたします。
引き続き二回、三回目の体験講座、災害の後のことを考えるの講演会にも参加していただきますようお願いいたします。
令和元年、第1回の防災・減災セミナーです。
テーマは、「まさか私が<被災者>になるなんて」ということを皆さんで考えていただくワークショップです。
皆さん方は、災害イコール「地震」「風水害」など気象災害や地変災害をお考えになるようです。
しかし、今や、私たちを取り巻く生活環境は、危険が身近にあります。
5月に登戸で起きた無差別殺人・傷害事件、多発する交通事故、季節外れの高温傾向、箱根の大涌谷の噴煙等々様々な事件、事故、事象が起きています。
しかし、これは全てが「災害」なのです。
私たちの生命を脅かす現象、事象は「災害」という大きな枠でとらえなければなりません。これが、危機管理(リスクマネジメント)という考え方です。
このようなことについて、ワークショップを通じて考えてゆきたいと思います。
日 時:令和元年 7月6日(土曜日) 9時30分から12時(受付開始 9:15)
会 場:ハーモニーホール 2階 中会議室
定 員:40名(先着順)
費 用:無料
携行品:筆記用具
申し込み先:座間市危機管理課 ☎ 046-252-7395 FAX 046-252-7773
または、ざま災害ボランティアネットワーク
メール:zsvn_info@yahoo.co.jp
申し込み書:下記 情報をダウンロードしてください。
2月6日 今日は朝から小雨模様。
うーーん 平成30年度 座間市協働事業「市民防災減災啓発事業」の最終回のイベントが「イオン座間」の「イオンホール」で開催されました。
この寒さと雨模様ということであまりテンションが上がらない中で会場準備に向かいました。
今回の企画テーマは「大規模災害時、パパ・ママは帰って来られない」でした。
かなり広いホールで感じが良い会場でした。
早速手分けをして、台車に荷物を乗せて会場に入りレイアウトを考えて、準備を始めました。
お子様連れの方が来られた時に遊戯スペースを想定してブルーシートの三角テントを立てその周囲を災害が来る前に備えること、災害が起きてしまったときに必要な「わざ」の展示を「出す(排泄)」、「飲む(飲料水)」、「食う(食糧)」、「情報の確保(電気)」のコーナーを展開しました。スクリーンには、この先数年のうちに来るかもしれない「南海巨大トラフ地震」の被害想定を啓発する「内閣府」の作成した動画を流しました。
音響が良いのでボリュームを上げるとかなり迫力が出るのですが、それが目的ではないので音を下げましたがこの映像をきちんと受け止めて欲しいと思いました。
10時開店 に合わせてスタンバイしましたが、店内通路にはほとんどお客様がいないという最悪の状況でした。それでも、ちらほらと店内通路にお客様がお見えになり始めました。
この会場の場所が、通路から少し奥まっていて呼び込みをしないとわからないという状態でしたので、通路で一般のお客様の邪魔にならないように声かけをさせていただきました。予想通り声かけさせて頂いても、ちらっと見て「大丈夫です」という方がほとんどでした。「大丈夫症候群」の方が多いのですね。どうか、災害が起きてしまったときに「まさか私が被災者になるなんて・・」といわないでくださいね思いながら見送りました。
それでも、声かけに応じてポツポツと会場に入るようになり始めました。
来場されたお客様には、スタッフが付き添いながら、説明をさせていただきました。ほとんどのお客様がお子様連れでした。
「まあ、少しは揃えていますが…何をどの程度揃えて備えなければいけないのかわからない」
「食料は避難所へ行けばもらえるのですよね」
「ガスはどうなるのですか」
「水を数本と、少し食べ物があるかな」
「よそのお宅に比べては揃えていると思いますが」などというお話を聞きました。
私のご案内した方には、「いま、自治体では最低限5日分、出来れば一週間分の備蓄を個人でやってください」といっていますよ・・とお話をすると「ウッソー」「マジィー」という声が多かったです。
「避難所へ行けばいいんですよね・・・」という質問をしてきたママさんは、八か月の赤ちゃんと2歳のお子様を連れていました。
「この二人のお子様を連れて避難所へ行くのですか?」と逆に質問すると「うーーん。そういわれると・・・」と心もとない顔をされていました。お話をお聞きすると、最近建てられたマンションにお住いとのこと。それならば、「先ずはお家の中の安全を確保して、出来るだけ避難所にお世話にならない生活を考えられたほうがいいですよ」「避難所はプライバシーがない。その中で二人のお子様の面倒を見てゆくのはお母さまの疲労度が高まるだけで良くないですよ」とお話させていただきました。
具体的には、朝から夕方にかけての時間帯の発災の場合には、「パパは帰って来られないです」よね。ということは、ママ一人で二人を見てゆかなければならない・・情報も、電気をはじめとするインフラがだめになればどうなるかを考えてみてください、とかなりの時間をかけて説明をさせていただきました。熱心な方で実物を使って説明した個所の写真を撮って「南海出来るところからやってゆきます」とお礼を言われて帰ってゆかれました。
来客数が少ないというのは、「ぼうさい相談室」的な気分で過ごすことができました。意外と、災害はまだ「自分の外のこと」という感じの方が多いように思われました。
特に、お子様が小さいママは地域では「点」の存在のように感じました。反対に保育園や幼稚園に通園しているママたちは「線」があるように思いましたが、その線・・すなわち彼女たちのいう「ママ友LINE」は「助けて!同志」の繋がりなのですね。そのあたりの想像力を感じてもらえて、災害に備える、災害を乗り越える講座やワークショップが必要なのかなと感じました。
本日の来客数は30組の親子でした。お土産をたくさん用意したのですが残念です。
でも、この会場を使ってセミナーやワークショップが出来たらと思いました。
「災害に備える」ことを伝える・・・イベントの存在そのものをどのように発信してゆくかというところが今後の課題のようです。総花的な展示ではなく、私たちが別口で取り組んでいるような「マイ発電所プロジェクト」のようにテーマを絞った取り組みのほうが良いのか来期に向けて相談しようと思いました。
写真は、顔を出さないようにとのこともありあまり良いものがありませんでした。
夕方には急速に天候が回復して、帰路の道路では夕日がまぶしかったです。
7日に予定されていた、幼稚園の「親子防災体験教室」は、園内でインフルエンザが流行し始めたので大事を取って今年は中止にすることになりました。もう、7,8年続いている気化ウでしたので残念でしたが休みが出来てほっとした気分でもあります。
メンバーの皆さん、座間市危機管理課の職員の方、ご苦労様でした。
大規模災害に備えていますか?
災害から子供たちの「いのち」を守るのは保護者の責任です。
「まさかこんなんことになるなんて・・」という痛ましいことが、災害の中では起きています。
あなたのお家の安全性は確かですか?、大丈夫ですか?
確かに、忙しい現在、とてもそんなことには気を配る余裕がない。保育園、幼稚園、学童保育施設にお任せするしかないといわれる方の多いことも知っています。
でも、災害はいつ起きるかわからないのです。あなたの手を離れているときかもしれません。一緒に寝ているときかもしれません。パパと楽しくテレビゲームをしているときかもしれません。夕食をパパと食べるのだと帰りを待っているときかもしれません。反対に、ママの帰りを待っているときかもしれません。
大事なことは、子どもたち‥特に幼児期のお子さんは、自分で身を守ることができません。
しかし、パパや、ママに「災害への備えはどうですか?」とお聞きすると「大丈夫です」とお答えになる方が多いのです。
私たち、減災・災害対応活動に取り組んでいるものとして、このような方々を「大丈夫症候群」と呼ばせていただいています。
防災(災害からの被害を最小限にする)はパパやママの持っている「イメージ力」で大きく左右します。
もし、自宅で2人のお子さんと3人でパパの帰りを待っていっる時間帯に「震度6」クラスの地震が来たと仮定してみてください。
あなたは・・・どんな行動をとりますか?
先ず第一に、「パパ(ママ)は帰って来られない」という厳しい現実を思い浮かべますか。逆に、看護師のママが病院勤務で夜勤番を仮定した時間帯だったらどうですか?、ママは帰って来られません。
そのような事態に備える体験や、災害のお話をするイベントを 座間市とざま災害ボランティアネットワークが協働事業としてイベントを開きます。
是非お買い物の途中に除いて体験してみてください。
そして、小さな命を守るために日ごろから何をして置くことが必要なのか?を感じてその思いを「行動に移して」ください。お気軽にお立ち寄りください。
イベントは、2月6日、午前の部(10時30分ごろから12時)、午後の部(13時30分ごろから15時)で行う予定ですが、いつおこしになられても対応させていただきます。ご来場の方には、座間市社会福祉協議会様のご協力を得て防災グッズの粗品を進呈します。(但し、先着100名)
申し訳ございませんが、保育はございません。
詳しくは、下の案内ビラをダウンロードしてください。
おかげさまで来場者370名の盛会のうちに終えることができました。
お越しになられた市民の方の中には非常に熱心に備えられている方や、まったく関心を持っておられなかった方もいました。それぞれの方の信条の一つですので、特に何をどうということは申し上げませんでしたが、災害を自分のこととして「自助力」を高めるほかはないと感じました。私たちは、これからも、自助そして隣助の力を高め、結局は地域の共助の結びつきが出来るように啓発を進めさせていただこうと思っています。ありがとうございました。
座間市の冬の風物詩として定着しました「ぼうさいカフェ」は、回を重ねて2019年1月で10回目を迎えます。
今年は、
1月15日(火)~1月18日(金)
午前10時から午後4時(最終日は3時30分)
座間市役所 1階 市民サロン
を会場にして、座間市との協働事業として開催されます。
今回のテーマは
「みんなの笑顔 備えあっての 未来かな」
として、来場された市民の方々と一緒に 淹れたてのコーヒーや、お茶を飲みながら皆さんの身近にある「災害」について話をして、その危険から身を守るにはどのようにしたら良いのか・・・一緒に考えてみたいと思います。
第1回の「ぼうさいカフェ」は2009年1月に市役所1回の片隅でひっそりとスタートしました。
その後、このイベントが各方面に知れることになり、2010年から座間市の協力をいただき玄関を入った「市民サロン」に会場を移して行うことになり、様々な取り組みをしてきました。
1月の寒い時期の「防災イベント」にもかかわらず、毎年、4日間の期間を通して平均400名程度の市民の方においでいただいています。このイベントがご縁で、地域の自治会、地区社協などの防災訓練や研修、講座などのお手伝いをさせていただくつながりも生まれています。さらには、私たちの団体の会員となって活動に参加している方もおります。
特に、2012年からは前年に起きた「東日本大震災」の被害の印象が強かったこともありイベントへの来場者が増えてきました。しかし、人間は、年を経るごとに忘れるのですね。残念です。ここ1、2年災害への感心が薄くなる傾向を感じ心配しています。
しかし、2018年は、その年を表す「漢字」に「災(わざわい)」が選ばれるほど、災害が多発しました。また、「首都直下地震」や「南海トラフ巨大地震」の発生確率の度合いも高くなりつつあるとの報道も多くなってきているようです。
昨年は、災害と呼ばれるほどの暑さもありました。集中豪雨、地震、台風などなどたくさんの「災い」が起きてしまい、その結果、尊い「いのち」が失われ、さらには避難生活中に既往症を悪化させ「災害関連死」に繋がる例も数多く出ています。
この機会に、皆さんが日々生活をしている「我が家」の安全点検、お隣同士のつながりを再確認する、さらには災害発生後、地域で力を合わせて少なくとも3日間は自分たちの力で生き抜ける知識や技についてもう一だ考えてみてください。
私たちは、何よりも「平時(今日)」の安全を作り出すことを呼び掛けています。これだけは、行政でも私たち団体でも手をお貸しすることはできません。
自分の力で、また自分で出来ない人は、隣人の方々の力を借りてでも備えてください。
「何を、どうやって、どのくらい備えれば良いのか」などを会場の展示を観たり、体験、話を聞きながら帰宅後すぐに行動に移してください。
何よりも、心配なのは「子育て中」の親子の災害に対する取り組み意識が低いことです。そのようなことを実際の「物」を展示してみていただき、簡単なゲームなどを通じて災害に対する思いの大切さを感じていただきます。そして、何よりも感じていただきたいのは、母子、又は、父子でそれらの「物」を使って生き延びなければならないという現実をイメージして頂けければと願うのです。
万一、大規模な災害が起きた時、座間市民の口から「まさか私が被災者になるなんて…」という言葉を口にしないで済むことを願って活動に取り組んでいます。
毎年、「あん他たちはそう言っているが、そのような、いつ災害が起きるのだ?」と聞かれます。それは答えようがありません。
しかし、先日、札幌では思ってもみなかったことから住宅街で「爆発」が起きて大きな被害をもたらす「災害」が起きています。
これは札幌だけではありません。かって座間でも凄惨な事件があったことをご記憶だと思います。これも災害なのです。
自然災害だけが「災害」ではないことも再認識してください。一度、身近な災害を真剣に考える機会にして欲しいと思います。
期間中、災害に関する「ミニ講座」や「特別展示解説」なども行います。
皆さんお誘いあわせのうえご来場ください。
なお、会場では、1月23日、午前11時を期して全市一斉に行われる「第7回 座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト 2019)」の訓練参加登録の受付も行っています。一人でも多くの方の登録、参加をお願いします。
9月29日 またも強い台風が接近しています。そのような中で「平成30年度協働事業」の体験型減災・災害対応講座が行われました。
雨が来るか来ないか だいぶ迷いましたが気象情報では午前中は何とか持つだろうという読みで座間市とも協議して開催することにしました。10月、11月は市内の行事やイベントが目白押しで他の日に振り替える余地がないためにこうなってしまうのです。
8時15分スタッフは集合を始めました。雨を想定して会場のレイアウトを変更しての開催になります。各地域のセーフティーリーダー(以下SL)のメンバーも参加してくださいました。いつもお世話になっています。本当に助かります。
今回は市民及び座間市職員の中で初任の避難所担当職員が参加してくださいます。約40名とZSVNスタッフが13名とSL応援メンバーが8名。危機管理課職員が4名、合計65名の参加となりました。
残念ながら、野外でやらなければならない「水の運搬」や毎回取り組んでいます全員による「バケツリレー」の体験はできませんでした。
それでも、準備体操、炊き出し袋による炊飯準備、家庭内の減災の基礎(家屋の安全、家具の固定、ガラス飛散防止)の体験、災害時のトイレの使い方体験、ロープワークの基本と日常生活の中への活動体験、三角テント展示、電気の確保、応急手当(三角巾の使い方・簡易搬送)などを各人のペースでインストラクターの説明や指導を受けながら体験をしました。
今回特に力を入れたのは、6月18日の大阪北部地震、9月6日の北海道胆振東部地震の中から見えて来た「電源喪失」がもたらす私たちの生活の不便さに焦点を当てて、電気の自助を真剣に考えなければならないことからざま災害ボランティアネットワークが災害救援ボランティアセンター運営に備えて備蓄しています発電機の展示などを行いました。
現在、ガソリン発電機(2機)これは、並列接続すると1.5キロの電力を確保できます。1.5キロの出力を確保できると「電子レンジ」等の発熱器具を動かすことが可能になります。2.2キロの出力を持つ発電機がありますが、これは女性が運搬することはできません。さらに、ガソリンが入手できないことに備えてLPGで動く発電機(0.85キロ)とカセットボンベで動かすことができる発電機(0.85キロ)を備えています。騒音の関係から夜間に安易に発電機を稼働することはできません。最小限の電力を確保するために太陽光蓄電機(200W/h)も備蓄しています。このような多重の燃料を使えることが大事であることを見ていただきました。
それぞれ一長一短がありますが、それぞれの家庭の状況に応じて備えることが大事だと思います。首都直下地震の時にはそう簡単に電気が復旧することは出来ないと考えています。そのような時、要介護者を抱えているようなことを考えてもこの課題は外すことができません。皆さんに伝わったかどうかはわかりませんが太陽光蓄電機には関心を持たれた方もおられました。
このような、訓練を通じて感じることは、いかに「災害をイメージ」できるかということなのです。テレビで見る被災地の映像の数々は、所詮あなたが体験したものではありません。それだけに「災害を他人事」として受け止めて「かわいそうね」で終わってしまう危険性があります。このような映像を見て「もし、私がこの場で被災したらどうなるのか」を想像して「被害を最小に抑えるためにはどう行動するのか」「何を、どこに、どのくらい備えておく必要があるのか」というように考えていただけるために取り組んでいます。そして、今日、学んだ知識を我が家への備えとして行動に移すことに期待を持っています。
そ う考えながら、私たちざま災害ボランティアのメンバーや、セーフティーリーダーの仲間は真剣に指導に取り組ませていただいています。ぜひ、今日受講された方々の1%の方で結構です。帰りにトイレ用の「黒ビニール袋」を購入してトイレに備えていただければ嬉しいです。何を学んでも、体験しても、自分なりに自分の家に合った形で具体的な形で行動できないと何も変わらないのですね。
受講された方々、指導に参加してくださったSLの方、ZSVNのメンバーの方、危機管理課の職員の方々ご苦労様でした。
雨模様の中でしたが、多くの市民の皆様が参加してくれました。災害を「我がこと」としてイメージすることが「防災・減災」活動のステートです。
幾ら地震のメカニズムの知識を得てもそれは「知識」です。私たちが目指すところは、学びを即「行動化」することです。参加された皆さんの1%の方が行動化して下されば、それだけ地域の負担が少なくなります。ありがとうございます。
平成30年度相互提案型協働事業の、減災、災害対応の技を学ぶ訓練(講座)が行われます。
日 時:平成30年9月29日
(土曜日)
会 場:座間市役所前ふれあい広場(コミュニティーバス発着所)
時 間:9:30~13:00
(受付開始:9:15)
携行品:タオル、手袋、飲料水筆記用具
参加費:無料
昼 食:参加者全員で災害食を食べます。
解 散:13:00(予定)
申し込み先:座間市市長室危機管理課 FAX:046-252-7773
または、ざま災害ボランティアネットワークzsvn_info@yahoo.co.jp
申し込み締め切り:9月26日(水曜日)
申し込み用紙は、この下からダウンロードできます。または地域の公共施設に置いてあります。
ご存知の通り、日本各地で災害が多発しています。今までは「大丈夫だ」と思って50年以上も住んでいた大地が、大雨のために一瞬のうちに崩れ去ってしまうような「土砂崩壊」の災害や、いままで川があふれて水が出ることはなかったような、「洪水被害」が普通に起きてしまうようになりました。
この原因には様々な危険要素が絡まり合って起こっているようですが、いずれの災害を見ても「従来の経験値」で対応したために被災をしている例が多く見られます。
つまり、私たちが今まで経験してきた、過去の経験値を超える事態が起きているのです。
今年は、高温の日が続きましたが今まで「いのちに関わるような」高温がこれほど起きた年はなかったのです。我々は気象の変化がもたらす「危機」に鈍くなってきたのかもしれません。防災情報をなめている感がしてなりません。
座間市は、山坂が多い地形です。地震災害では、1923年の関東大震災では多くの被害の経験がある町です。したがって、今までの概念を見直して、わが身を、そして家族の身を、守る備えや、近隣とのかかわりを持たなければならないと思います。
シェイクアウトの安全行動で「生き残れたいのち」を長らえるためには、災害の種類に対応した「生き延びるわざ」を身に付けておかなければならないと思います。
防災知識についての情報は、新聞や、TVの番組を通じて「知っている」と思います。しかし、残念ながら災害への対応は「知識」だけではどうにもならないのです。震度6強はこんなに揺れるのか・・・ということは動画などで見ることはできますが、それは、あくまでも「見た」だけなのです。大切なのは、知識に工夫を重ねて「わざ」として具体的な行動にならなければ役に立たないのです。
TVでは、「お風呂の浴槽に水を張っておきましょう」と呼び掛けています。
しかし、マンションなどの高層の建物では、張った水を流すことは出来ないのです。これも。阪神淡路の体験談、九州北部地震、熊本地震の体験談を通じてわかってきたのです。
そのあたりのことを含めての体験型の防災訓練(講座)です。
最近は、地域の自主防災会や自治会での「防災訓練」「消防訓練」(これば別々の訓練ですよ)が行うことが出来ない地域も出てきているようです。
そのような自主防災会は、この講座を使って訓練を体験すればよいと思います。
この訓練は、「災害食体験」や「バケツリレー」に関する訓練以外は、自分が興味を持った訓練を体験すればよいのです。疲れたら途中で休んでも結構です。自分の体力に合わせて体験してみてください。
今年度は、当日が市内小学校の運動会と重なります。何とか他日をと思い計画しましたが、残念ながら日程の調整が出来なくこの日になってしまいました。また、昨年度までは年間2回の開催でしたが、市の都合で年間1回となってしまいました。
その不足分は、地域からお声かけをいただければ少し小さいスケールになりますが「まちか防災カフェ」として行わさせていただきます。ぜひ皆さんお誘いあわせの上参加してください。
学んだことは、出来るところから実現化することが大事です。
「災害は忘れないうちにやってくる。」が現代の警鐘句だといわれています。
第1回目のセミナーは多数の参加者を迎えて無事に終えることができました。
活動の詳細はここをクリックしてください。
座間市とざま災害ボランティアネットワークとの協働事業として30年度も「防災・減災セミナー」が開催されます。
市民の方々の受講をお待ちしています。
今年は、3月に運用が開始されました、座間市消防庁舎内のセミナー室で開催します。終了後、見学会も行われます。
日時:30年7月7日(土)
9:30~12:15まで
受付開始:9:15です。
会場:座間市消防本部 救命講習室
セミナーの内容については、このページの「防災・減災講座」(第1回)ダウンロードから取り出してご覧ください。事前の申し込みが必要です。
地球は間違えなく活動期に入ったと思われます。1995年の阪神淡路の地震以降、わが国は各地で地震、噴火、異常降水による洪水、山崩れなどが起きています。最近では、熊本地震がありました。そして、これら様々な災害の中での最大値が、2011年3月の東北太平洋沖地震だと思います。
しかし、研究機関及び政府も、この災害を上回る「南海トラフ巨大地震」の警戒を強くしています。先日、発表されたこの地震がもたらす経済的損害は1400兆円(現在の国家予算の15倍)を超えると試算されています。この地震もいつ発災するか現時点では予知することはできないというのが関係者の方々の意見です。
いずれにしても、被害を受けるのは私たち市民です。地震から身を守るということは究極の「自助」です。これは他人にはどうにもならないところです。座間市は24年度から「座間市いっせい防災行動訓練」に取り組んでいます。この訓練は、すでに6年間を積み重ねています。1分間身を守る行動をとる訓練です。
なぜ、このような訓練を毎年々続けるのでしょうか? 講座ではこのあたりをしっかりと学んでいただきます。
座間市の減災・災害対応を支えるキーワードは、「生き残らなければ何も始まらない」です。何を備蓄しても「死んでしまったら」のの備蓄は何の役に立たないのです。
このような基本から参加者で解決に向けて考えていただくためのセミナーです。
奮って参加してください。
受講料は無料です。
新庁舎は駐車場がありませんので、公共交通機関を使ってご来場ください。
座間市で大規模な災害が起きた時に町の中ではたくさんの被災者が出ることが予想されます。
行政は直後から完全に機能しないことは、過去の災害からも見てきました。
そのようなときに皆さんはどうなさるでしょう。
同じ災害でも、常に災害に備えていた人は被害が少ないかもしれません。家族の安全が確保されれば、近隣を助ける活動ができると思います。
しかし、私たちは過去の災害から多くを学んできました。
もし、あなたが近隣への助ける活動中に怪我をしてしまったら、その怪我がもとで入院を余儀なくされたらどうでしょうか? 多くの保険は、災害時の事故については保証がなされません。天災は不可抗力だから…ということなのです。
しかし、ルールにのっとって活動すれば安心して活動できることができます。
災害があると、多くのボランティア活動者が救援活動に入ってくれる写真やTVをご覧になったことがあると思います。しかし、よく考えてください。
首都圏で大規模な災害があれば、救援者<被災者ということになり全国各地から来てくださっても手が足らないと思われます。
そのようなときに備えて、被災地内の被害が少なかった人が、自分の家や近隣の方の処置が済んだ後、そのほかの人を助けるしかないと思います。これを「災害救援ボランティア活動者」と呼びます。
このような人材を常日頃から市内で養成して「いざという時に」活動してもらうシステムを立ち上げることを考えて座間市・座間市社会福祉協議会・ざま災害ボランティアネットワークは活動をしています。
もうすぐ会社人を卒業だな。この先、地元で何か仲間とつながって何か地元に貢献できる活動をしたいとか、会社以外の人脈をいまから作り上げて、第二の人生に備えようとか、これからは「女性の力」が必要だ。もっとつながって女性の力を使った活動をしてみたいというような人を対象に「助け合いセミナー」を企画しました。
働いている人のためにセミナーの開催時刻を夜に設定しました。ぜひ一度参加してみてください。3回シリーズで行います。3回受講された方には、座間市社会福祉協議会より修了証を発行させていただきます。
高校生や大学生の方の参加も歓迎します。ぜひ、ふるさと座間のために受講をしてみてください。皆様の受講をお待ちします。
詳細は下のダウンロードから資料並びに申込書を見ることができます。
今年もやります!
第9回 ぼうさいカフェ
淹れたてのコーヒーや紅茶を飲みながら災害のことを、ゆるーく話し合うカフェが今年も座間市役所1階で開催されます。今年で9回目になります。
ここ数か月、日本各地では小さな地震や火山活動の活発化の傾向が観られます。また、先日は、北海道東部から千島列島域での巨大地震の発生の逼迫しているという研究者の発表も報道もされています。
さらに私たちの生活している場所の「安全・安心」ということを考えれば、昨年の座間市で起きた悲惨な事件や、視線を大きく世界に向ければ東アジアの不安定な情勢が続き、私たちの生活圏も安閑としていられないような変化が起きています。
世の中は「災害」の視点を自然災害、社会災害のみならずもう少し大きな枠でとらえなければならない時代に入ったというのが実感ではないでしょうか。その考え方が、「危機管理(リスクマネジメント)」という視点です。私たちの平時の身の回りもこの視点で考えてゆかなければならない時代に入ったといわざるを得なくなりました。
今年は、「あなたと、家族のために備える」というテーマ皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。ぜひ、多数の市民の皆様のご来場をお待ちしています。
日 時:平成30年(2018年)1月16日(火曜日)から19日(金曜日)
午前10時から午4時まで(最終日は15時30分)
会 場:座間市役所 1階 市民サロン
入場料:無 料
会場では、災害が来る前の「居住空間の安全性を高める工夫」や災害が起きてしまった後を考えて備えるべきことを実際の「物」を使って体験ができるコーナーもあります。
特に、子育て中の方々が考えていただきたいこと・・・災害が起きた時には、「世帯主は自宅に戻ることができない」ということをイメージするための装備品を具体的に展示してその「重み」を体験できるようにします。
災害への取り組みは、「知識」だけではどうにもなりません。
得た「知識」を「わざ」に変えることが出来なければ災害を乗り越えることはできません。ぜひご来場ください。
なお、会場では1月23日 午前11時に全市で行われる、第6回「座間市いっせい防災行動訓練(Shakeout 2018)」の訓練参加事前登録の受付も行っています。
「生き残らなければ何も始まらない」座間市の防災の取り組みのキーワードです。参加をお待ちしております。
イベントの詳細は、このページからダウンロードできます。
29年度 座間市危機管理課との協働事業による「第2回 体験型の防災・減災訓練」を行います。
日 時:29年11月26日(日)
9:30から13:00(災害食付き)《受付開始 9:15から》
会 場:座間市役所 ふれあい広場
参加費:無 料
持ち物:手袋(軍手または革手)、帽
子、ハンドタオル、水、バッグ (訓練中は両手が空くようにし
てください)
駐車場は市役所地下駐車場をお使いください。できれば、災害を想定して徒歩で来られるのも座間市の地図を理解するために役に立ちます。
この企画は、市民対象の防災講座などで学んだ「防災・減災知識」を、災害に備えて、また災害が来た時に「わざ」として役に立たせられるように参加者が自ら体験して「できる人」になることを目的として毎年定期的に開催するものです。
このホームページのダウンロードをクリックして「体験型 市民防災・減災訓練」の案内書をお読みの上、事前にお申し込みください。(食材などの準備の関係)で申し込み締め切りは11月22日(水)です。
本企画は、活動期に入ったと思われる、わが国を取り巻く「災害環境」変化がもたらす私たちの日常の「危機管理(リスクマネジメント)」を考えるだけでなく実践できるようにする企画です。参加された方には、ざま災害ボランティアネットワークが活動の中で蓄積した使えるわざ満載の「ノウハウ集」を差し上げます。
申し込み先は、座間市危機管理課へFAXでまたは、ざま災害ボランティアネットワークへはメールでお申し込みください。
自治会、自主防防災会、地域活動団体の役員、介護施設の管理者、保育園、幼稚園、小学校、中学校の保母さん及び先生方や、高校生の参加をお待ちします。
「災害は、忘れないうちにやってくる」が現在の常識になりつつあります。座間市でも危険な個所はたくさんあります。災害を自分のことそして家族の課題として考えて、この訓練で習得したことを各ご家庭、施設で実践していただければと思います。
何を備蓄する前に、災害が来る前の安全環境整備(備え)こそが一番大切なことです。
災害でいのちを落とさない、怪我をしないということが第一です。
怪我をしても救急車は簡単には来てくれない現実をイメージしてください。
併せて座間市発行の「防災対策総合ガイド」をご覧ください。
お待たせしました。
29年度の座間市+ざま災害ボランティアネットワークの協働事業の「市民 防災・減災セミナー」を開催します。
今回は、基礎講座3回、避難所開設・運営研修(1回)・体験型 減災・災害対応訓練(1回)を予定しております。
★2回目:平成29年10月1日(日) ハーモニーホール座間2階大会議室
〇3回目:平成29年12月2日(土) 座間公民館 休養室
〇振替 :平成30年2月を予定
★時間(各回共通 9時30分から11時50分(受付開始時刻 9時15分から)
★費用 無料
★携行品:筆記用具
申し込みは先着順にさせ頂きます。
このセミナーは、減災・災害の対応について皆さん方でどのような取り組みをしたらよいのかを考える構成になっています。このセミナーを受講された後のスケジュールを説明させていただきます。
避難所運営委員(候補者)<地区の自治会・自主防災会などの役員の方や、自治会に加入していないが関心がある方>を対象とした「避難所運営についてのセミナー」が、10月28日(土)に予定されています。このセミナーの特徴は、市役所の避難所開設担当職員と一緒に行うところになります。公を担う人と民を担う人が、同じセミナーを受講して意見を交換することを目指しています。
さらに、基礎講座で学んでいただいた「知識」を「わざ」に変える体験訓練が 11月25日(土曜日)市役所ふれあい広場で開催されます。
減災・災害対応行動は、災害の前の備え、そして災害が来てしまった後の「災害対応」について学び「できる人」を増やすための取り組みです。詳細は広報・HP・Facebookでお知らせします。
基礎講座の詳細は、下記のファイルをダウンロードしてください。
お待たせしました。
29年度の座間市+ざま災害ボランティアネットワークの協働事業の「市民 防災・減災セミナー」を開催します。
今回は、3回(各回同じテーマです)を予定しております。
〇1回目:平成29年9月23日(土) 栗原コミセン 多目的ホール
〇2回目:平成29年10月1日(日) ハーモニーホール座間2階大会議室
〇3回目:平成29年12月2日(土) 座間公民館 休養室
★時間(各回共通 9時30分から11時50分(受付開始時刻 9時15分から)
★費用 無料
★携行品:筆記用具
申し込みは先着順にさせ頂きます。
座間市の西部地区の避難所運営委員会(準備会)活動が遅れています。そのために、今年度は主に、西部地区の市民の方々が受講しやすいように会場の準備をさせていただきました。ぜひ奮って参加してください。
申込書は、このページからダウンロードできます。
このセミナーは、減災・災害の対応について皆さん方でどのような取り組みをしたらよいのかを考える構成になっています。このセミナーを受講された後のスケジュールを説明させていただきます。
避難所運営委員(候補者)<地区の自治会・自主防災会などの役員の方や、自治会に加入していないが関心がある方>を対象とした「避難所運営についてのセミナー」が、10月28日(土)に予定されています。このセミナーの特徴は、市役所の避難所開設担当職員と一緒に行うところになります。公を担う人と民を担う人が、同じセミナーを受講して意見を交換することを目指しています。
さらに、基礎講座で学んでいただいた「知識」を「わざ」に変える体験訓練が 11月25日(土曜日)市役所ふれあい広場で開催されます。
減災・災害対応行動は、災害の前の備え、そして災害が来てしまった後の「災害対応」について学び「できる人」を増やすための取り組みです。
詳細は、改めて市広報、当団体ホームページ、フェイスブックなどで広報させていただきます。
以下は、昨年度のセミナー、訓練などの写真です。
座間市とざま災害ボランティアネットワークの協同事業として恒例になりました「市民防災・減災啓発事業」の29年度 第1回「体験型 市民減災・災害対応訓練」が下記のとおり開催されます。
新しい、
体験型の防災訓練のネタがたくさん詰まっています。地域住民の皆さま方、学校関係者、保育園・幼稚園関係者の方々も、お誘いあわせの上参加してください。
★日 時 7月29日(土曜日)9:30~13:00 受付開始:9:00から
★会 場 座間市役所前 ふれあい広場・市役所アトリウム
★参加費:無料(災害食昼食付)
★持ち物:汗拭きタオル・ハンドタオル・手袋・飲料水・帽子は必ず着
用してください。服装は活動しやすいものにしてください。
★申込み:座間市危機管理課 FAX:046-252-7773 ☎ 252-7395
または、ざま災害ボランティアネットワーク
E-mail: zsvn_info@yahoo.co.jp
★締め切り:《事前申し込み制》訓練資料:食材の準備の都合があります
ので7月26日までにお申し込みください。
当日参加の方には資料・食事の配食はありませんのでご了承ください
6月24日の朝 長野県南部で震度5強の揺れを伴う地震が発生しました。この地では1984年にもM6.8の地震が起きて、約30名の方が亡くなっております。また、この中央地溝帯上にはたくさんの断層があることが判明されています。いつ来てもおかしくない地震があります。最近では、伊豆半島周辺、大島付近、千葉県西方沖地震も継続的に起きています。幸いにして無感地震ですので人間は気が付きませんがデーター上には表れています。
首都直下地震「都心南部直下地震」で震度6程度の地震の発生確率は30年スケールで70%、50年スケールでは90%といわれています。
残念ながら、地震は制御できません。しかし、地震による被害は制御可能です。
それは、皆さん一人一人が減災行動を取って置くこと(事前防災)、災害が起きてしまったら、とにかく「いのち」を守り生き残った「いのち」を生き延びるための対応ができる備え、関わりを日ごろから持っておくことです。
つまり、自助(シェイクアウト行動)➡隣助(向こう三軒両隣の助け合い)➡共助(より広い助け合い)がすべてです。
そのためにも、このような訓練に参加して「わざ」を皆さん方の地域に持ち帰り、地元の「防災訓練」「消防訓練」に生かしてください。
何よりも「生き残らなければ何も始まらない」という、座間市の防災活動のキーワードを再確認して参加してください。
ご来場をお待ちしております。
申込書・案内書は、このページからダウンロードしてください。
平成29年度の座間市とざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)との協働事業がスタートします。
この事業は、災害が起きた時に市民の方々に、自助・隣助・共助の取り組みをして「生き残り」「生き延び」て座間市の復旧・復興の力になっていただくためのセミナーや訓練を行うものです。
今年度は、①市民防災基礎セミナーを3回、(同じプログラムです)、
②ここで学んだ災害への備えの知識を、災害の中で必要なさまざまなことを体験し「知識」を役立つ「技」に変えるための訓練が2回(同じプログラムです)計画されています。
さらに、③避難所開設・運営の知識と体験をするセミナー(避難所運営委員会設置研修会)が2回(同じプログラムです)が計画されています。
第一回目のセミナーとして、「避難所運営委員会設置研修会」が下記のとおり開催されます。奮って応募、受講してください。
日 時:平成29年6月3日(土曜日) 9:15~12:00
会 場:座間市市民健康センター 1階 多目的室(ハーモニーホールとなり)
参加費:無 料
携行品:筆記用具
参加資格:座間市にお住いになっている市民の方であればどなたでも参加可能です。
自治会役員・自主防災会役員の方及び地域防災推進員の方は積極的に受講してください。
研修内容:座間市避難所開設担当職員の方々と合同研修です。ある避難所を仮定してカードゲームで避難所の開設・運営を体験していただきます。
災害の時には、避難所は市の職員の方々と一緒になって取り組まなければなりません。
その意味でもセミナーの中で、市民の考え方、行政の対応というものを共に感じていただくことを目的にしています。
★申し込み:下の応募用紙をダウンロードして、必要事項を記入し座間市市長室危機管理課へFAXしてください。
または、ざま災害ボランティアネットワーク宛にメールを送信してください。
締め切り日:前日まで
車でお越しの方は、市役所駐車場へ入れてください。健康センター前の駐車場は使用できません。
淹れたてのコーヒーを飲みながら災害のことを話し合う、恒例の「ぼうさいカフェ」が今年も、座間市役所の1階 市民サロンで開催されます。早いもので今回で8回の開催となります。毎回、テーマを決めて取り組んでいます。
このイベントは、いまから22年前に阪神淡路で発生した都市型大規模地震災害の教訓を活かし、「災害に備えるため」の知識の普及、災害救援ボランティア活動の意識の普及などを広めるために国が制定した「防災とボランティア週間」に協賛して、座間市とざま災害ボランティアが取り組んで来ました。今回からは、座間市との「協働事業」として取り組むことになりました。
日 時:平成29年1月17日(水曜日)~20日(金曜日)午前10時から午後4時
(最終日:午後3時30分)
場 所:座間市役所 1階 市民サロン
今回のテーマは、「備える」に焦点を絞り、ざま災害ボランティアネットワークの女性チームが中心となって企画をする活動になる予定です。
小さなお子さんを育てているママやパパは、頭の中ではなんとなく「災害に備えなければなー」と考えているようです。しかし、実際、その思いを具体的な行動に移している人は決して多くないようです。人は、自分たちだけは災害に合わない、生き残れると思うものなのですね。不幸になることは考えたくないのです。これを「安全性バイアス」と呼んでいます。
でも、災害は誰にでも等しく襲って来るものなのかもしれません。その時、何を、どのように備えて、どんな判断で、どのように行動したら良いのかというイメージは平時から家族で共有していなければいざというときには役に立たないのです。
そのような不安な気持ちが、大きな災害があると、衝動的にTV等で宣伝している「防災グッズ」を購入して安心を装っているではないでしょうか? 購入した「防災グッズ」は今のあなたと家族に本当に役立つ物なのでしょうか?
そのようなことを、実際の「グッズ」を前にして一緒に考えてみたらいかがでしょうか?
「備える」というテーマには、地震が来る前の家屋の安全性や生活空間に対する「備え」も含まれています。そのような提案もさせていただきます。
今回は、先日の新潟県糸魚川市の大規模火災を見て、この災害を「わがこと」として考える提案もさせていただきます。座間市は、神奈川県でも4番目の人口密度の高い自治体です。市内には、住宅密集地域が点在し地震の時には、揺れの被害と共に、火災の被害も考えなければなりません。初期消火の行動の有無が災害の大小を決めるのです。火災はすべてを灰にしてしまいます。そのようなことも含めた皆さん方の、平時の「備え」を一緒に考えてお役に立ちたいと思います。会期中には、会員による「ミニ防災講座」も行われます。
あわせて、1月23日午前11時を期して実施される、第5回 座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト 2017)の事前参加登録の受付も行います。
地震を感じた時に、瞬時に状況に合わせて「いのち」を守る行動ができるかできないかによって、その後のすべてが変わってしまいます。皆さん積極的に参加してください。
ぜひ、皆さんお誘いあわせの上ご来場ください。お待ちしております。
詳しい内容は、下記のファイルをダウンロードしてください。
平成28年の「ぼうさいカフェ」の様子です。
座間市とざま災害ボランティアネットワークの減災・災害対応活動の協働事業の一環である「体験型 市民減災・災害対応訓練」を下記のとおり実施します。
日時:平成28年11月26日(土曜日)
9:30から13:00 まで
場所:座間市役所 ふれあい広昼食(災害食体験付)
参加費:無料・資料配布
持ち物:帽子・タオル・手袋・防寒具など
みなさんも、すでにお気づきの通り、わが国は、明らかな地震活動期に入りました。
5年8か月前の、2011年3月11日の日本大震災以降、日本の各地で地震、風水害、竜巻、噴火などによる災害が続いています。
2016年の4月には熊本県で続いて鳥取県で地震が発生して大きな被害をもたらせています。
首都を囲む地域(座間市を含む)に限定しても、福島県沖、茨城県沖、千葉県東方沖、内陸でも地震が起きています。首都直下地震の発生する確率は、今後30年間で70%程度といわれています。
発災日の「Dディ」はわかりませんが、その日に向かって、一日ずつ危険度合いは高まっているといっても過言はないと思います。
その中にあって、市民の皆さんの災害危機意識はさほど高いとは言えないのが現状です。
テレビなどで地震被害の映像を見ると「大変だねーぇ」という同情心はあっても、それを「自分のこと」に置き換えて、もし「自分がその場にいたらどうなんだろうか?」ということは考えないようです。
私たちざま災害ボランティアネットワークは、この傾向に非常に強い危機感を持って、要請があれば都合がつく限り、どこにでも出かけて「講座」、「訓練」、「防災カフェ」、「学校授業」、「各種団体支援」、「総合防災訓練」などを通じて危機意識を高め「生きる」・「備える」・「関わる」ることの必要性を啓発に取り組んでいます。
私たちを襲う「災害」に対して、私たちはどのように考え、行動するかというわかりやすい判断が明示されています。
それは、
①災害を「予測」して何が起きるのか、起きたらどうなるのか・・・を考えるのが第一歩だといわれています。(大きなことではなく、私の家は、会社は、座間市は・・・)
②その予測に対して被害を防ぐためにはどのように備え、地域で関わり合いを深めるかを考える…それが「予防」です。災害が予測した範囲で収まれば「予防」の対策ができていたわけですから大きな被害は出ないはずです。つまり「災害」は起きないのです。
しかし、相手が地球という得体のしれないものです。時として、予測を超えて、予防して打っていた「手」を越えてしまうこともあります。
③その時に力を発揮するの力が「対応」といわれています。
この「予測」、「予防」、「対応」の連携がうまく回るようにするのが私たちが取り組んでいる「減災・災害対応活動」だと考えています。
実は多くの場合、それは、防災知識だけでは乗り越えられないのです。
知識を「役に立てる」つまり「技」にして身に付けておかなければならないのです。
つまり、防災知識をいくら頭に入れても「役に立つ」状態にしなければだめなのです。
この取り組みこそが座間市とざま災害ボランティアネットワークが取り組んでいるテーマなのです。
災害が来てしまった時に、「まさか私が被災者になるなんて・・・」という言葉が、座間市民の口から出ないようにすることが私たちの役目だと考えています。
毎年、変化が少ない、マンネリ化した地域の「防災訓練」「消防訓練」は役に立つのでしょうか?
訓練には必ず「想定」がなければ「訓練のゴール」が見えないはずです。防災訓練は地域に応じた地変災害を想定して、消防訓練はこれも地域の特性を考えて消火と避難が適切に行えるような想定を考えて組み立て実施しなければならないのです。
私たちはこのような考え方で、いざというときに役に立つヒントをこのようなイベントを通じて市民の方々へ提案することも目的としています。
訓練の(テーマは、①「安全空間作り(家具の固定・ガラス飛散防止)」、②出す(排泄)、③{食う(災害食)」、④「飲む(水)、⑤「情報の確保(電気の自助)」、⑥「応急手当」の6つの分野を参加者一人一人が実際に体験して学び、地域へ持ち帰り広めるまたは、我が家で実践することが目的です。
たくさんの方々の参加をお待ちしています。
なお、この訓練は食材や機材の準備がありますので、事前申込制になっています。
申込用紙は、この下のダウンロードをクリックしてください。
申込先などについては、用紙に記載してあります。
なお、季節がら寒いことも予想されますので、防寒の装備で参加してください。必ず手袋(軍手など)を持参してください。危険防止の面から「素手」での参加はお断りすることもあります。
地震は明日、来るかもしれません。家屋の耐震化と事前防災が第一です。
この写真は、2016年4月に発生した」「熊本地震」の某避難所の写真です。この時点(80日経過)後に約700名の避難者が生活をしていました。
次に来る地震がどこに来るかはわかりませんが、最近の活動状況を見るとどこに来てもおかしくないというのが多くの地震学者の方々の意見です。
座間市は、「地域防災計画」で座間市に大規模な災害が発生した場合には「避難所」を開設します。「避難所」の開設は、行政の責務として実施されます。そこで、下記の日程で「避難所運営委員会設置事業研修会」を行います。
日 時:平成28年10月29日(土曜日) 9時30分から16時まで
会 場:ハーモニーホール座間 2階大会議室
対象者:避難所開設担当職員と市民の方(特に、自治会・自主防災会・地
区社協会員・PTA関係者など)です。
受講料:無料です
多数の方の参加をお待ちします。
地震災害はいつ起きるかわかりません。開庁時であれば、すぐに対応できるかもしれません。しかし、役所が閉まっているときには早々簡単に開設できません。
開設担当職員も被災して全員が参集できるとは限りません。開設には様々な手順が定められています。
何よりも「避難所」として使えるのか・という判定が必要です。
このような、避難所の開設から運営の流れについて施設管理者、避難所開設担当職員そして、当該避難所を使う地域の自治会、自主防災会、地区社協、民生委員、地域防災推進委員、PTA関係者、消防団などの方々で避難所の開設や、避難所を運営して行くために必要なルールを整えておかなければなりません。
国も、県も度重なる災害からの教訓から、災害が来る前からの地域の備えとしての「常設型避難所運営委員会」の設置の指導を行っています。
座間市は、26年度から「ざま災害ボランティアネットワーク」と協働事業としてこの事業を推進しています。すでに「避難所運営委員会」や「準備会」ができた避難所もあります。さらに、進んでいる避難所では、開設、運営の初動訓練に取り組んでいるところもあります。
この事業の特徴は①「地元手上げ方式」・・・地域のみなさんから手が上がった避難所から先行して取り組んでいます。なぜならば、無理やりやっても効果がないからです。
②「職員と合同で研修をする」方法をとっています。・・・これは、日ごろからの連携が必要だということから、市民の方々の意識、行政職員の考え方すり合わせておこうということからです。避難所は「公設・民営」が基本です。
③研修を受講したのちに、11月に「体験型 減災・災害対応訓練」が用意されています。
今回の研修の内容は
①災害をイメージする 「生き残らなければ何も始まらない」 「熊本地震を考える」
②座間市の避難所取り組みについて、職員の役割、市民の役割など
③避難所運営ゲーム(HUG)を使った疑似体験 を行います。
ぜひ、災害を「わがこと」として考える機会にしてください。地域の方々と相談をされて多くの市民の方の参加を期待しています。
申込先:座間市危機管理課 電話:046-205-7395
FAX: 046-252-7773
または、ざま災害ボランティアネットワーク事務局
メルアド: zsvn_info@yahoo.co.jp
へお申し込みください。
詳しくは、「募集ビラ」をダウンロードしてください。
座間市とざま災害ボランティアネットワークの協働事業である「市民 防災・減災講座(3回目)の受講者を募集しています。
ご存知の通り、4月14日・16日にかけて熊本県では、かって無い様相の地震災害に見舞われました。そのほか、北海道、東北、北関東、千葉県沖、長野県、鳥取県等地震が多発傾向にあります。
30年間にM7.3の地震に襲われる確率が70%といわれている「首都直下地震」のある地盤の上で生活している、私たちも地震災害を「自分(たち)のこと」として考えることが必要です。
28年度も座間市とともに取り組んできた講座も、最終回です。
たくさんの方々の参加をお待ちしています。
日時:平成28年9月10日(土曜日)
午前9時30分から11時40分(受付開始 9時15分)
会場:座間市市民健康センター(ハーモニーホールとなり)
2階 相談室
定員:30名(先着順)
費用:無料
携行品:筆記用具・飲料水
申込書:HP上のダウンロードで入手できます。
申込:座間市危機管理課 電話:046-252-7395
FAX:046-252-7773
または、ざま災害ボランティアネットワーク
メルアド:zsvn_info@yahoo.co.jp
平成28年度の座間市との協働事業の一つであります、第一回「体験型 市民減災・災害対応訓練」を行います。
様々な地域で「防災訓練」や「消防訓練」が行われています。
しかし、きちんと訓練想定を立てて、自分たちの手で「防災」なのか「消防訓練」なのかを明確に区分して行われているところは少ないようです。
そして、何よりも怖いのは「自分だけは生きている」と思って訓練を行うことです。災害は「最悪を想定する」というのが「東日本大震災」からの教訓だったと思います。しかし、実際はどうでしょうか?
そのようなことを含めて、市民の方々のお持ちになっている「防災に関する知識」を、災害が来る前に実際の行動に移す「減災活動」そして、災害が来てしまった後、生き残った人たちで残された「いのち」を何としても守り、生き延びるための「技」を学んでいただきます。
体験を通じて学んだことを、各人が自宅で、地域で生かしていただくためのものです。地域の皆さんで、そろって参加してください。
今までの訓練をもう一歩前に進めることができると思います。
日 時:平成28年7月30日(土曜日)9:30から13:00
会 場:座間市役所前「ふれあい広場」及び市役所内アトリウム
(コミュニティーバスの発着所です。)
参加費:無料(災害食 昼食付き)
持ち物:帽子・手袋・タオル・水
定 員:60名
詳しいこと、申し込み方法は、↓のパンフレットをダウンロードしてお申し込みください。
食材・訓練資機材の準備のために事前申込制をとらせていただいています。必ず、FAX・電話・メールで申し込んでください。
当日直接会場に来られても参加できないこともありますのでご承知ください。
雨天でも催行します(規模は縮小)・荒天の場合には市役所代表電話へお問い合わせください。
なお、第2回の訓練は、11月26日を予定しています。
平成28年度も、前年に引き続き座間市とZSVNによる協働事業「市民防災啓発事業」を推進します。今年度は、「市民防災・減災講座」を3回、「防災・減災体験訓練」を2回実施します。
その他、3年目になります、「避難所運営委員会設置支援事業」を行います。この事業は、災害にに備えて、市内にある公設避難所の開設並びに運営が円滑に行われるための支援事業です。
避難所とは、座間市に大規模な災害が起きた時に、家屋の倒壊、焼失などによって①「住むところがなくなった方」、②身体が不自由な方、③おひとりで生活することが困難な方等を収容するための施設です。
半壊であっても、一部損壊であっても、自宅並びにその周辺で生活をすることが可能な方々は避難所ではなく自宅並びに周辺の場所で生活を継続されることをお勧めします。
避難所は、緊急時の災害対応のための拠点となります。
このような機能を持った避難所が円滑に運営されるためには、平時から施設長、当該避難所の市役所職員と地域の自治会、自主防災組織長、地区社協、消防団、民生児童委員そのほか地域で日ごろから「関わり合いの活動」をされている関係者が「顔が見える関係」を構築しておかなければなりません。それが、「避難所運営委員会」という組織です。
この組織が地域で構築され、円滑に動くことができるようにお手伝いする事業を担当します。
去る、4月14日、16日と震度7という「激震」に見舞われた、平成28年熊本地震被災地では、市民の方々の、平時からの減災・災害対応の研修や訓練の必要性をしみじみと感じました。また、TV報道や、現地からの報告によりますと避難所開設・運営などを巡り様々な課題が見えてきました。
これらを踏まえて、万一、座間市で大規模地震災害が発生した場合の対策を市民の方々に対して行政とともに支援活動に取り組んでまいります。
座間市の減災・災害対応のキーワードは
「生き残らなければ、何も始まらない」です。何をどんなに備えていても「生き残らなければ」何も役に立たないのです。
このことを胸において今年度も活動します。
どうか、市民の皆様の積極的な受講をお待ちしております。
平成28年度の第1回「市民防災・減災講座」が下記のとおり開催されます。
この講座は、座間市で大きな地震が発生した場合を想定して、もなさま一人一人がどのような行動をとったらよいのか、そのためには、日ごろからどのようなことを想定して備えておかなければならないのか「災害をイメージ」して参加者で考えることを中心に、災害を「自分のこと」として考え、備えて、関わることを学んでいただきます。
また、座間市は、災害の時に市民の皆さんにどのような対応するのかについて「地域防災計画」をもとに学んでいただきます。
奮って、参加してください。
日 時:平成28年5月28日(土曜日)
午前9時30分から午前11時40分
会 場:ハーモニーホール 2階 大会議室(受付開始:9時15分)
受講料:無料
定員:30名(先着順)
申し込み方法
座間市危機管理課 電話:046-252-7395
FAX:046-252-7773
または、ざま災害ボランティアネットワーク
MAIL:zsvn_info@yahoo.co.jp
申込書は、ダウンロードできます。
私たちは、地球人です。
その土台となる「この星」をあらゆる面から守らなければなりません。
地球を守る17の目標の一つにでもお役に立てればと活動をしています。
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