相互提案型協働事業「児童ホームの防災対策」の2年目を受託します。


       実際の火炎に向かっての消火体験訓練
       実際の火炎に向かっての消火体験訓練

令和元年度に引き続き、令和2年度(2020年度)も「児童ホームの防災対策事業」を担当することになりました。

【令和現年度のテストラン】について報告します。

 

 初年度は、テストランとして、児童ホームの設立形態別に3つのホームを見学、ヒヤリング、避難訓練、防災ゲームなどに取り組みました。

 

座間市では、大きく分けると、①児童館内のに開設されている児童ホーム、②コミセンの中に併設されている児童ホーム、そして、③学校に併設されている児童ホームがあります。

 多くのホームの利用者は、低学年(1年から3年生)一部4年生以上もいますが、ほとんどはこの範囲内です。

この状況の中で、4名の指導員が配置されて運営されています。

通常期:下校時から18時30分(特段の事情のある児童については19時)、土曜日・学校長期休業中は9時から19時となっています。(今回のコロナ感染防止については除きます)

 すでに、児童ホームには「地震・風水害対応マニュアル」と「児童ホーム応急マニュアル」は作成し配備されています。

ところが、運営にあたって一番大切な部分の、平時の危機管理の部分が欠けていることが気になりました。児童ホームにおけるトラブルの多くは、日常の預かりの中での「事故」だといわれています。この部分が、後回しにされている感じがありましたので、この点を重点的に変えてゆきたいと考えます。完全には出来上がっていませんが「危機管理マニュアル」として再構成をする形で提言をしました。

 

 指導員に対する研修は、全職員にあっ待っていただき、「災害時のタイムラインを考える」ということをテーマ、ワークショップに取り組んでもらいました。発災して、緊急報や警報が鳴った。その時をイメージして、3分間、3時間、1日の各時間について「自分はどんな行動をとるか」について、児童役、保護者役、児童員役に分かれて時間経過によって何が、どのようになるかということを書き出して、話し合ってテーブルとしてまとめる取り組みをしました。

 

 災害の時には、何よりも必要なことは、「いのち」を守ること。次に間の前に現れた個々の現象を「緊急か?」「重要か?」訓練は、火災発生時の「消火訓練」を行いました。従来は、訓練用の「水消火器」を使って、模擬火点表示板い向かって水を放出して終わるという感じでした。今年度からは、消防本部が配備した「ケスゾウ」という実際の「火炎」が出る機材を借りて訓練を行いました。ところが、基本中の基本である「火事だ!」という人を集まる動作と「消防署への通報指示」がなされていないことが見えてきました。今回は、この点に重きを置いて、何よりも「通報」「避難誘導」「避難確認」という行動と、消火器を集めて消火行動を行うという2つの流れを円滑にできるように指導をしました。また、3年生以上の児童については、実際に消火器を用いて消火の体験をしてもらいました。

 

 児童には、普段の生活の中での約束事を守ること、危ないなと思ったら、声をかけたり、自分自身は行わないということについて指導をしました。これが、安全行動・不安全行動を仕分ける能力を高めるといわれています。

 

 防災ゲームは、時間に制約があったために「ナマズの学校」という災害を深く考えるというプログラムをすることが出来ませんでした。代わりに「クロスロード」というゲームを行いました。これは、究極の選択・・・「その時、あなたならどうする?」ということを「YES」&「NO」のカードで答えるという単純なゲームですが、児童はそれなりに判断の基準を以てカードを場に出しました。そしてファシリテーターが「なぜ?」と聞いて答えるという形です。このような、ゲームを通じて、「その時どのような判断でどうする」という考え方が身につくといわれています。

 

2020年度の、活動では対象施設を5カ所にして、夏季休暇中の児童ホームを使ってもう少し深く一緒に学ぶ計画でいます。

ただ、現在のコロナウイルス感染防止の非常宣言が、いつ解除されるかによって活動は流動的ですが、取り組んでゆきたいと考えています。