26年度座間市いっせい防災行動訓練報告会が開催されました。

平成26年度「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 2015 in ZAMA)」の実施報告会が、3月20日午後3時からハーモニーホール大会議室で開催されました。

この訓練は、座間市が神奈川県初のシェイクアウト訓練として24年度から取り組んできた防災行動訓練なのです。

キーワードは、一貫して「生き残らなければ何も始まらない」です。

どんなに備蓄品を積み上げてみても、市民、職員がいなくなってしまえばそれは無用の長物と課して「役に立たないもの」になってしまうのです。大部の「地域防災計画」で何を定めていても何も役に立たないのです。

この残酷な体験は、2011年3月11日の東日本大震災からいやというほど学んだはずなのです。ころが、多くの方々は、災害の日から遠ざかるにつれて忘れてしまうのです。

 

座間市では、日本Shake Out提唱会議の導入した、「緊急地震速報」が鳴ったり、「おや? おかしいな・・」と感じた人は直ちに「地震!」と大きな声を出して周囲に異変を知らせる。頑丈な机や下などに食卓の下などに身を隠して揺れに耐えるという行動・・・DROP・COVER・HOLD ON・・・という行動訓練を全市一斉に取り組んできました。

毎年1月23日 午前11時に「その時、あなたのいる場所で」動するのです。

 

座間市の取り組みの大きな特徴は、訓練の取り組み状況を常に「可視化(見える)」することにあります。「私は訓練に参加します」と事前にパソコンやスマホのある方はWebで参加登録するのです。

このようなIT環境の無い方は所定の用紙に記入して所定の電話番号のへFAXをすれば安全防災課の職員がエントリーしてくれます。

このような一見、地道な、たった1分間の訓練を愚直に続けてきました。

 

市長より、地道に取り組んで来たこのような訓練が、思いもよらずに「国連防災世界会議」のパブリックフォーラムの場で発表するまでに進化したことを市民全員で喜びたい。

あの震災から4年経って、記憶が風化しつつあるが、座間市に置いてはこのような取り組みが積み重ねられることによって風化を防ぐとともに新しい災害対応の取り組みも始まっているという挨拶がありました。

 

今年度は、座間市の訓練と同時刻に、相互災害応援協定を締結している秋田県仙北市でも「シェイクアウト訓練」が行われました。座間市、大仙市の訓練の流れの中で双方の市長が連絡を取り合って、お互いの情報の交換をして応援要請を行うなど実戦的な訓練を行いました。

大仙市は、今年度は対象を職員のみで参加しましたが、来年度は全市挙げての訓練なるようだ。という紹介がありました。

 

座間市が取り組むこのような一見地味な訓練は、いざという時に被害を少なくするということにつながることを信じている。共に活動をしてきたざま災害ボランティアネットワークにお礼を申し上げたいとの挨拶がありました。

 

引き続き座間市安全防災課担当者より、一連の訓練の状況についての報告が行われ、24年度に3万2千人でスタートした訓練も関係者や市民の熱意によって26年度には5万2千人規模の訓練へと進化した状況が資料や、関連報道、動画などを交えて報告されました。

 

次いで、ざま災害ボランティアネットワークの代表より、このような規模の訓練に成長したことを協働事業を支えて下さった関係者の方々に感謝したい。特に、成功例の無いこのような訓練を採用してくださった市長に感謝したい。私たちは、この訓練を通じて市民の方は言うまでもなく、特に、子供たちの「いのち」を災害から守り抜きたいと考えて推進してきました。

3年前の初めての訓練に参加した当時の幼稚園の年少児は今年1年生です。この子供たちが10年間この訓練に参加し続ければ、地震の時に「自らが身を守る」という行動が反射神経レベルまでに進化すると信じています。

 

今年度の訓練に備えて、市内のある小学校のオープンスクールの授業を担当させていただいた時の話をさせていただきました。

児童は体育館で私たちの合図に合わせて身を守る行動を取っていました。しかし、体育館の後ろで見学していた保護者の方々は、訓練そっちのけで私語をしていて、誰一人として訓練に参加しない…私は、保護者の方々に申し上げました。

 

「3・11の時に、たくさんの「災害孤児」が生み出されてしまった。津波という自然災害だったからやむを得ないという考え方もあるかもしれない。しかし、今の皆さんの行動を拝見すると残念ながらこの地にも同じことが起きる」ことがイメージされる。

児童自身や学校の先生方は、このように「いのち」を守る行動訓練を繰り返し行っています。しかし、その時、別の場にいる保護者の方々が防御行動を取らなければどのような結末になるか想像してほしいという話をさせていただきました。

 

もう一つ、市内の幼稚園での話を報告させていただきました。

昨年11月、長野県北部地震の余震が日中に発生した。先生方は職員室にいたので直ぐに保育室へ駆けつけた。その時、教室にいたはずの園児が一人もいなくなっていた。気が付くと園児たちは「ダンゴ虫」といいながらテーブルの下にもぐり、テーブルの脚をつかんでいたらしいのです。先生は思わず涙が出てきてしまったそうです。

愚直に取り組む訓練がこのような行動につながる…これがこの訓練の真の目的だと考えます。

 

来年は、暦が土曜日、日曜日となります。アンケートを拝見すると、土日では訓練が出来ないので変更したほうが良いのではないか?などということが書かれています。そうではなく「土日の訓練」という流れが必ずがあるはずです。私は楽しみにしています。

 

まさしくそれぞれの家庭が訓練の場になるはずです。この27年度、28年度の2年の訓練を乗り越えれば座間市の「災害対応力」は飛躍的に伸びると思っています。来年以降もぜひ一緒に活動に協力していただきたいということで報告を終わりました。

 

ハーモニーホール大会議室には、多数の方々が集まってくださいました。特に、市内保育園、学校関係者の方々、神奈川県からも担当者がお見えになるほか、市内に駐留している陸上自衛隊からも連絡員の隊員が参加してくださいました。ありがとうございました。

座間市が「安全・安心のまち」になることを願って来年も取り組んで行きたいと思います。

 

報告会で使用された資料集は、座間市ホームページで公開されています。(これも訓練の可視化の一環です)活用してあなたの地域でも「シェイクアウト訓練」を展開してください。

http://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1410998796634/index.html

第3回国連防災世界会議で「座間市いっせい防災行動訓練(ShakeOut訓練)」の報告をします。

 座間市とざま災害ボランティアネットワークが2013年から協働事業で取り組んできました「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練)は、関係者の熱意によって回を重ねることによって成果が表れてきていると考えています。 

 

2013年からの3年間の活動の成果を評価していただき、3月14日から仙台市で開催されます「第3回 国連防災世界会議」でのパブリックフォーラムのプログラムの中で活動事例報告をして欲しいとのお話を事務局よりいただきました。

この会議は、10年に1回開催される国際会議のようです。第1回は横浜市で第2回は神戸市で行われています。

 

 座間市のシェイクアウト訓練の特徴の1つには全国でも数少ない行政と市民団体の「協働事業」という手法で行われていることが評価されたようです。

今回のお招きにつきましても座間市と調整した結果、市長より行政が報告するよりも協働事業の相手である「ざま災害ボランティアネットワーク」が出席して報告したほうが、効果があるのではないかとのことになり災害ボランティアネットワークの代表が報告をすることになりました。

 

 このシェイクアウト事業は、2012年、ざま災害ボランティアネットワークが座間市へ訓練実施を提言してスタートした活動であります。

提言に対して市長より一緒に取り組もうとの快諾をいただき担当部署の安全防災課と調整をしながら取り組んできました。

2013年は3万人の事前登録者の目標を掲げて取り組み、その結果3万2千人が、2014年は4万人を目標にして4万3千人が、そして2015年1月23日は5万人の目標を掲げて取り組み5万2千人という参加登録者を数えるまでに成長をしてきました。

 

 2013年の取り組み時には「何だ。ShakeOutって何だ?」「辞書にも乗っていないじゃないか?」という声が聞こえてきました。おそらくこの訓練の目的とその先にあるものが明確に見えていたのは、市長と当時の市民部長、次長、安全防災課の職員とざま災害ボランティアネットワークのメンバーだけだったと思います。

一部には、一介のボランティア団体が、防災行政に口をだし、防災訓練に関与するなんて出すぎだ…という声も聞こえてきました。

 

 そのような環境の中でのスタートでした。

しかし、教育長をはじめ教育関係の方々、消防関係者の方々の強い支持をいただき推進に力を入れることが出来ました。

また、一部自治会の中で自主防災に対して強い取り組みをされている地区の役員の方々の積極的な参加などもいただくことが出来ました。

第1回目の訓練にあたっては日本におけるシェイクアウト運動の提唱者であります、京都大学の林春男教授をお招きして「シェイクアウトキックオフ講演会」を開催し、シェイクアウト訓練の意味を明快に伝えていただきました。

その後、毎年、時々の災害対応に必要な話題についてお話をいただける講師の方々をお招きしながら運動を進めてきました。

 

 私たちの活動の2つ目の特徴は、毎年のシェイクアウト訓練(1月23日)に向けて、1年にわたって様々な「減災・災害対応の学び」が積み重ねられること、その姿が見えるロードマップを用いた運営がなされていることが評価されたようです。

 

 座間市には「相互提案型協働事業」という制度がありますが、私たちはこの制度を活動して座間市の安全防災課と協働で「市民防災・減災啓発事業」を展開して、一般市民向け、自治会・自主防災会役員向け、座間市避難所開設担当職員向けなどの講座や体験型の訓練を継続して行ってきました。その他、座間市社会福祉協議会などの講座や災害救援ボランティアセンター開設・運営訓練などとも連携をしました。

また、2015年度からは、避難所運営委員会設置支援事業にも取り組み始めています。

 

 市内の幼稚園・保育園・小中高校並びに養護学校に在っては福祉授業や総合学習の時間などの中での「災害を考える」をテーマした授業や体験学習を担当させていただきました。夏休みには消防署・社会福祉協議会と連携して中高生向けのサマーボランティアスクールなどの訓練にも取り組んできました。

このように、一つひとつの「災害の学び」を重ねて地域の災害対応力高まりのゴールとして1月23日、午前11時にシェイクアウト訓練を実施しています。このような活動に取り組む自治体は全国的に見ても少ないようです。

 

2014年からはシェイクアウト訓練に「プラス1訓練」というものを課題にして取り組み始めました。これは、身を守る行動を取った後、次に何をするかということを考え実践する訓練です。その内容については各参加者にお任せをしています。それは「自助」そして「隣助」の重要性をそれぞれの方に考えていただくためです。

 

 座間市のプラス1訓練は、発災後、身を守る行動を行った後に、直ちに庁舎内に災害対策本部を開設して幹部職員による訓練が行われますが、この訓練も年々、リアルな状況設定が課せられてきています。

災害対策本部には、陸上自衛隊第4施設群、座間警察警備課からリエゾン(情報連絡員)が駆けつけて被災状況の把握を行います。2015年からの訓練では神奈川県の県央地区県政総合センターからも県の職員も入り訓練に参加しました。

 

 さらに、今年の1月の訓練では、座間市と災害時相互支協定を締結している秋田県大仙市の職員の方もシェイクアウト訓練を行いお互いに情報を交換して、座間市長は災対本部から直ちに大仙市市長へ救援の派遣要請を行うなど臨場感がある訓練をすることが出来ました。大仙市は来年度は市民を対象とした訓練も検討しているようです。

 

 これも、市長の減災・災害対応に対する政策推進の強い取り組みの表れと考えています。限られた予算の中で出来ることの最大値をどこまで上げるかというのが今求められている地方自治体の姿だと思います。

「人は石垣人は城」と戦国の武将武田信玄は言っています。

行政だけが減災・災害対応の旗を振っても施策の浸透はできない時代になりつつあります。結局は、守られるべき市民という意識から共に守り合う・・・という気持ちを持ちあうことが出来る・・・行動を呼び起こすかにかかっていると思うのです。

ざま災害ボランティアネットワークは小さな災害救援ボランティア団体ですが市民団体として「出来ることを、出来る時に、出来るだけ」の気持ちで座間市と協働して、出来ることであれば市民の方々と行政とのコーディネーターとして活動をしてゆこうと思っています。

仙台の会議では、座間市の公と民間の災害対応に対する思いやその大きさをも伝えられるように発表してこようと思っています。引き続き皆様方のご支援をお願いします。

 

「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 2015in ZAMA)」は無事に終わりました。

 今年で3回目となる「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練 2015 in ZAMA)」は、多くの皆様のご支援をいただき1月23日午前11時を期して「その時」「あなたがいる場所で」ということを基本に行われ無事に終えることが出来ました。

 

事前登録人員は5万2千人を超える数字になりました。

今年は、自治会からの登録が非常に伸びてこの訓練が浸透してきて手ごたえを強く感じました。

しかし、私たちは、決してこの登録された方々のすべてが参加されたなどとは思っていません。このような形式の訓練というものはそういうものなのです。

しかし、登録をした時に「訓練に参加してみよう」と思っていただけただけでも「自助」という意識が芽生えたり、災害のことに気づいたりすることだと思うのです。

解散の後に、第2回目の防災対策本部会議が行われ各部の担当の領域の被災状況報告が行われました。災害対応の初めは、「気づき」から始まるのです。気づくこと・・・で次への進歩があると感じています。

 

市内の自治会や自主防災会はそれぞれの計画に従ってプラス1活動をされたとの報告も受けています。この「プラス1行動」こそが「いのち」を分ける活動だと思っています。

 

よく、自治会や自主防災会によっては「何をやればよいか市が準備して参加させるべきだ」とか「訓練内容を市が示すべきだ」というご意見があります。

果たして、本当の災害時に自分たちで「いのち」を守り、生き延びた「いのち」を守れますか?と問いたいのです。

「自助」を行動化して自分の「いのち」、そして家族の「いのち」の安全を確保して「隣助」に発展させるのが「シェイクアウト訓練」の目的なのです。

 

座間市(行政)のシェイクアウト・プラス1行動は、例年通り災害対策本部が立ち上げられて、発災直後、初動対応のためにマニュアルに従って幹部職員が参集され一回目の状況報告が行われました。しかし、この時点では細部情報の把握が出来ないので20分後に第2回目の参集が決められて一時解散の後に、第2回目の防災対策本部会議が行われ各部の担当の領域の被災状況報告が行われました。


残念ながら、訓練想定(座間市では震度6を想定)被害を正確にイメージしていない方もおられて「うん? そんな程度の被害で大丈夫なのかな」と思った報告もありました。職員の中には4年前の東日本大震災の時の揺れが座間市の揺れのMAXだという考え方に固執する感じの方もいるようです。

 

人間は体験したこと以上の想定をイメージすることはなかなかできないといわれます。まさにその思考回路に迷い込んでいる感じを受けました。この点は、もっとしっかりとした状況把握の図上訓練なようなものが必要だと感じました。

 

今年、特記すべきことは、リエゾン(災害対策本部に入る情報連絡員のこと)が増えました。2013年、2014年は陸上自衛隊第4施設群、座間警察警備課からのリエゾンのみでしたが、今年からは神奈川県の方からも2名の職員が参加されて座間市被害状況の共有を図る訓練を行っていました。

 

更に、座間市と災害時相互支援協定を締結しています秋田県「大仙市」も1月23日の同時刻に市職員のみを対象としてのシェイクアウト訓練のテストランが実施されました。

座間市災害対策本部内で通信機を使って両方の市長が被害状況の共有をはかり、座間市長より甚大な被害の発生が予想される座間市への派遣要請を行いました。予定では来年は大仙市も秋田県初の「シェイクアウト取り組み自治体」になると思われます。

訓練終了後、市長は報道各社のインタビューに答えて来年度からは数だけを追い求めるのではなく訓練の質を高めることに取り組んで行きたいとのお考えを話されていました。

 

とにかく「災害はいつ来るかはわかりません。」

忘れてはならないことは、「生き残らなければ何も始まらない」ということなのです。どのようにたくさんの備蓄をしていても死んでしまったら他人の物になりかねないのです。このことをしっかりと考えて「緊急地震速報」が鳴ったら直ちに、「地震だ!」という大きな声で周囲に知らせると共に、人々に身を守る行動を促し、間に合えば避難路を確保する、そして身を守る行動を取ることを忘れないでください。

「いのち」は一つしかありません。もし、その緊急地震速報が空振りだったら「よかった」ねでよいのです。どうか地震が起きたら身を守る行動を取っていただきたいのです。

その訓練が「シェイクアウト訓練」なのです。

 

参加してくださいました皆様方へ感謝を申し上げます。

来年もまた1月23日(土曜日)の実施となります。家族そろって身を守る行動と、その後をどうやって過ごせるかについて真剣に考えていただきたいと思います。


いよいよ明日です。

平成26年度「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 2015 in ZAMA)の訓練は明日です。

1月16日夕方、ついに目標の52,000人を超えることが出来ました。

自発的に訓練へ参加の意思表示をして取り組む訓練です。

この訓練の特徴は「動員・強制」を市内というところに特徴があります。なぜならば、「いのち」は一人ひとりの物だからです。「いのち」については様々な考え方があるからです。

 

1月17日 阪神淡路大震災から20周年を迎えました。多くの方々があの日のことを思い返して「災害を自分のこと」ととして考えられたと思います。

座間市を襲う、首都直下地震では相当の被害が出ることが想定されています。その時に「いのち」を守ることが出来れば悲しい思い、後悔する人が少なくなると私たちは思ってこの活動に取り組んできました。

どうか家族で、ご近所で訓練に参加してみてください。事前参加登録はまだ受け付けています。まだの方はお急ぎください。

締め切りまで約1か月です。お急ぎください。

「生き残らなければ何も始まらない」

座間市の地域防災計画の根幹を支える「想い」です。あなたに何の被害もなく災害を乗り越えられれば、それだけ座間市の「復旧」「復興」の力が強くなるのです。


 昨日(12/15)日、市内のある幼稚園の防災担当の先生と来年2月の園の保護者対象の「災害対応訓練」の打ち合わせをさせていただきました。その時に、園児たちが地震があると何も指示しなくても自発的に「ダンゴ虫」と声を掛け合って机の下にもぐったり、頭を防ぐ行動を取るようになったとのお話しを伺いました。先日の、長野県北部地震の時も、急いで教室に駆けつけたら園児たちは、シェイクアウト行動を取っていたので驚いた。感動のあまり涙が出そうになった・・・というお話でした。


 これはこの園の防災教育が素晴らしいこともありますが、園児が大人の行動を見てまねるということだと思うのです。とかく教育現場での防災教育は「先生」は別物的な行動が見られます。

私は「主催者側」という感覚ですが、それはおかしなことなのです。災害には、主催者役とか被災者役などという区別はなくすべてが「被災可能者」なのです。生徒、教師という立場にかかわらず参加せざるを得ないはずです。

その可能性を少なくするための訓練こそが「いっせい防災行動訓練」なのです。


 もう一つ、お話しさせていただきます。

今年(2014/08)でしたが釜石市鵜住居地区を中高生を引率して「被災地から学ぶ」をテーマにした活動をしました。

その時、語り部の方からうかがったお話しです。

釜石東中学校は、あの後「奇跡」という言葉に戸惑いを持ったということでした。

何よりも地震の第一波の揺れが収まった時に先生方は、津波を警戒して生徒たちへ避難させるべく教室に駆けつけたそうです。教室に入った時には生徒は誰もいなかったそうです。

この学校の教えは「率先避難者になれ」でした。このことを毎年々愚直に取り組んでこられたそうです。ご存じの方も多いと思いますが群馬大学の片田先生の教えがそのものだったのです。

「地震」⇒「津波」⇒「避難行動」という行動様式を身体で体得させてきた結果だと思います。


 「防災知識」だけでは災害は乗り切れません。情報番組が満ち溢れている現在です。

おそらくまた1月17日が近付くと「阪神淡路震災から20年」というコンセプトでTVの特番が流れると思います。また、3月になれば東日本大震災から4年特集が汲まれると思います。

私は、正直「だからなんだっているの?」と思います。では、その後、災害に対する対応行動が変わりましたか?ということなのです。


 座間市は、愚直に3年間「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練)」に取り組んでいます。今後も、毎年1月23日に行うことが確認されています。それは知識ではなく反射的行動としての「いのち」を守ることが出来るようにするためなのです。

とかく訓練主催者は複雑系が好きなようです。しかし、地震対応訓練はシンプルで無ければ役に立ちません。


 座間市は今年も、全市を挙げて取り組み中です。すでに2万人を超える市民の方々から事前参加登録をしていただいています。さらに誘い合って登録してください。

シェイクアウト訓練は、会場が不要です。その時、あなたがいる場所が会場です。天候にも左右されません。災害には天候は関係ないのですね。


 多くの方々から、訓練開始時刻に合図が聞こえないというお声をいただきます。

良く考えてください、災害時に「地震です」放送などはあり得ないのです。おそらく瞬時に電力は止まってしまうでしょう。防災行政無線の多くは機能しないと思う方が安全です。指示をまって・・・というスタイルにはこだわらないでください。

最近では、携帯電話やスマーフォンを持っている方が多いと思います。そこでお勧めするのは、タイマー機能を使って午前11時に音が鳴るようにしてください。その音が鳴ったら訓練を開始すればよいのです。

複雑に考えることなく自分に合わせて参加してみてください。


 この訓練は、「動員」という考え方はありません。あくまでも参加したい方だけに参加指定いただく訓練です。なぜならば「いのち」についての考え方は人それぞれ千差万別だからです。

しかし、「いのち」はたった一つであることだけは忘れないでください。

ぜひ皆さんで相談しあって参加してみてください。申込先は、座間市安全防災課です。

訓練の資料は↓のダウンロードサイトから受信してください。

ダウンロード
2014シェイクアウト案内&参加登録表
I2014シェイクアウト案内.pdf
PDFファイル 2.9 MB

今年もやります! 1・2・3 GO!!!

シェイクアウト・プラス1 in ZAMA

↑ 25年度「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1)の記録映像です。

平成26年度の「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 2015 in ZAMA)」の参加登録が9月16日より開始されました。

平成24年度に神奈川県初の取り組みを開始して、今回は3回目となります。皆様のご支援をいただきながら参加者の数も順調に増えてきました。

 

 座間市は、地域防災計画の冒頭のキイワードとして「生き残らなければ何も始まらない」ということを明記して、現在、各戸に配布作業を進めています「防災対策総合ガイド」の冊子の表紙にもこの言葉を明確に書かせていただいています。これは、ざま災害ボランティアネットワークの強い要望を座間市当局が前向きに受け止めてくださって実現したものと思っています。

この言葉は、今までの「防災」というものの考え方を根底から覆す考え方と自負しております。

 

 全ての関係者が「生き残る」ことを前提とした「防災計画」や様々な「マニュアル」は役に立つのだろうか?というのが、東日本大震災後の様々な報告を受けて感じました。その後の極端気象の中で起きてくる各種災害の中からも浮かび上がってきました。

特に、いつ襲ってくるかわからない「大規模地震」が引き起こす「複合災害」から生き残るためには突き詰めてゆくと「自助」がそのほとんどを占めるのです。結局は、被害を受けてもその結果の多くは自分自身が背負わざるを得ないということなのです。

 

「緊急地震速報」が鳴ってもそれを安易にやり過ごすことがどれほどのリスクを負うことになるのか、この危険性を多くの方々に知っていただき、さらにその「知識」を具体的な「行動に移す」ことを目指した訓練が「いっせい防災行動訓練」なのです。震度は結果なのです。

 

 シェイクアウト訓練は二つの特徴があります。

その一つは、訓練の当日(27年1月23日(金曜日)午前11時)まで、市民があらゆる場で災害の学びを続けその集大成として行われるところにあります。

その主体者は、当然のことながら座間市でありますが、その活動を「協働連携活動」するのがざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)であります。このような、行政と市民活動団体とが「協働」して取り組む例は全国的に見ても数少ないことも評価されている一因と思っています。

 

 もう一つは、訓練までのプロセスを「見える化」すること

です。その一つの方法として「参加登録者」を数字で誰にでも見えるようにしてきました。座間市役所に3箇所の表示板を作って、随時更新しています。これによって、関心を高めることを目指してきました。24年度は3万3千人、25年度は4万3千人と飛躍的に伸びました。

 

 26年度は、参加者の伸びの度合いが少ない自治会への働きかけを強めたいと思っています

理屈になりますが、1週間は7日間です。現役として働いている人が、自宅にいる率は2/7です。高齢者の多くの方は残りの5/7に属します。朝7時から夜7時までの間を考えると、若い力不在の時に地震被害に遭うリスクが高いことになります。

自治会は地域のセーフティーネットワークとしてこれらの平日の昼間の安全の確保と「自助」の先にある「隣助」さらには「共助」の機能を高めてゆかなければならないと思っています。

ぜひ事前登録し事前の各種「防災・減災講座」などに参加して災害を「自分のこと」として受け止め備えの強化に取り組まれることをお願いします。

 平成26年度の「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 2015 in ZAMA)の参加登録が9月16日より開始されました。

平成24年度に神奈川県初の取り組みを開始して、今回は3回目となります。皆様のご支援をいただきながら参加者の数も順調に増えてきました。


 座間市は、地域防災計画の冒頭のキイワードとして「生き残らなければ何も始まらない」ということを明記して、現在、各戸に配布作業を進めています「防災対策総合ガイド」の冊子の表紙にもこの言葉を明確に書かせていただいています。これは、ざま災害ボランティアネットワークの強い要望を座間市当局が前向きに受け止めてくださって実現したものと思っています。

この言葉は、今までの「防災」というものの考え方を根底から覆す考え方と自負しております。

 

 全ての関係者が「生き残る」ことを前提とした「防災計画」や様々な「マニュアル」は役に立つのだろうか?というのが、東日本大震災後の様々な報告を受けて感じました。その後の極端気象の中で起きてくる各種災害の中からも浮かび上がってきました。

特に、いつ襲ってくるかわからない「大規模地震」が引き起こす「複合災害」から生き残るためには突き詰めてゆくと「自助」がそのほとんどを占めるのです。結局は、被害を受けてもその結果の多くは自分自身が背負わざるを得ないということなのです。


「緊急地震速報」が鳴ってもそれを安易にやり過ごすことがどれほどのリスクを負うことになるのか、この危険性を多くの方々に知っていただき、さらにその「知識」を具体的な「行動に移す」ことを目指した訓練が「いっせい防災行動訓練」なのです。震度は結果なのです。


 シェイクアウト訓練の特徴は、訓練の当日(27年1月23日(金曜日)午前11時)まで、市民があらゆる場で災害の学びを続けその集大成として行われるところにあります。

その主体者は、当然のことながら座間市でありますが、その活動を「協働連携活動」するのがざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)であります。このような、行政と市民活動団体とが「協働」して取り組む例は全国的に見ても数少ないことも評価されている一因と思っています。


 もう一つは、訓練までのプロセスを「見える化」すること

です。その一つの方法として「参加登録者」を数字で誰にでも見えるようにしてきました。座間市役所に3箇所の表示板を作って、随時更新しています。これによって、関心を高めることを目指してきました。24年度は3万3千人、25年度は4万3千人と飛躍的に伸びました。


 26年度は、参加者の伸びの度合いが少ない自治会への働きかけを強めたいと思っています

理屈になりますが、1週間は7日間です。現役として働いている人が、自宅にいる率は2/7です。高齢者の多くの方は残りの5/7に属します。朝7時から夜7時までの間を考えると、若い力不在の時に地震被害に遭うリスクが高いことになります。

自治会は地域のセーフティーネットワークとしてこれらの平日の昼間の安全の確保と「自助」の先にある「隣助」さらには「共助」の機能を高めてゆかなければならないと思っています。

ぜひ事前登録し事前の各種「防災・減災講座」などに参加して災害を「自分のこと」として受け止め備えの強化に取り組まれることをお願いします。

シェイクアウト キックオフ 講演会を開催します。《終了しました》

平成26年度も「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練 2015 in ZAMA)を開催します。

座間市は、平成25年1月23日、神奈川県で最初の「シェイクアウト訓練」に取り組み、3万2千人の参加登録者を記録しました。その後、26年1月には4万3千人と、昼間人口の43%の市民の方々が関心を持って参加登録されました。

シェイクアウト訓練は、日常からの減災活動の強化、災害に対する市民学習の強化、災害対応力の強化という「日ごろの備え」の上に行うことが推奨されています。

座間市では、全国でも例のない、行政と市民が「協働事業」としてタイムテーブルを作成して取り組んでおります。

26年度も、訓練に先駆けて、恒例の学びの場としての「キックオフ講演会」を下記の通り開催します。多くの方々のご来場をお待ちいたします。

 

日 時:平成26年11月6日(木曜日)

    午後1時30分~4時20分

会 場:ハーモニーホール座間 大ホール

入場無料:定員700名

 

第1部 講演

「東日本大震災の教訓」 ~陸上統合任務部隊指揮官が伝えたいこと~

 講師 君塚 栄治 氏 (元陸上幕僚長・2011年3月当時、東北方面総監として大震災の

             第一線で活動した陸海空自衛隊部隊の統合任務部隊指揮官を務める)

第2部 講演

「地震災害、正しい知識と備え」

 講師 平田 直 氏  (東京大学地震研究所教授・地震予知センター所長 地震防災対策強化地             域判定委員、文部科学省・首都直下地震防災・減災特別プロジェクトリ             ーダーなどを務める)

 両講演の後、「26年度座間市いっせい防災行動訓練」の概要などについて座間市・ざま災害ボラ ンティアネットワーク(ZSVN)が協働で説明を行います。

問い合わせ先:座間市市民部安全防災課 046-252-7395

       ざま災害ボランティアネットワーク事務局 (zsvn_info@yahoo.co.jp)まで

ダウンロード
キックオフ講演会チラシ.pdf
PDFファイル 246.8 KB

座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練)

平成26年1月23日の記録写真です。

座間市いっせい防災行動訓練
座間市いっせい防災行動訓練

 座間市とざま災害ボランティアネットワークは、24年度に神奈川県初のシェイイクアウト訓練に取り組みました。

当初は、いったい何のための訓練だ?、何で英語なのか?、辞書に載っていない!というようなご意見をいただきました。

 それでも、教育関係の皆様方のご協力をいただいてスタートしました。

25年1月23日の訓練は、3万3千人の市民の方々が事前登録され1分間地震から身を守る行動訓練をしてくださいました。

26年1月23日は、一歩進めて、身を守る行動の後に何か一つ災害に関する取り組みをしようという「プラス1 行動訓練」に取り組みました。なんと、4万3千名の市民の方々から参加登録をいただきました。

 

 行政の取り組みも工夫を重ねて、よりリアルな災害対策本部の初動体制の確認訓練を行いました。市内の商業施設では来店客に対しての身を守る呼びかけ行動をされたところも出てきたという報告もありました。4万3千人という人々がけがをしなかったら座間市の初動の対応は非常にスムーズに行われることになります。災害で命を失わないことが何よりも大事です。その意味で、いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練)は優れた訓練です。

沢山の方々の参加をお待ちします。

受け付けは、9月15日「広報ざま」で詳しくお知らせします。

なお、恒例の「shakeout キックオフ講演会」は11月6日(木曜日)午後座間市ハーモニーホール(大ホール)で開催予定です。詳細は、近日中にお知らせします。